南方位のパワーチャージで館山へ行く時は ここによりたいな、と
思っていた場所があります。
那古の町です。昔 海浜学校で訪れた町です。
館山駅より 電車で一駅 那古船形。またはバスで 那古 という
バス停があります。
私は時間の関係で、里見の湯からタクシーで向かいました。
最初に行ったのは 那古寺。
坂東三十三観音33番札所 最後の結願寺だそうです。
この境内で盆踊りを踊りました。朝は合同朝礼みたいなものが
ありました。当時、アコーディアオン奏者だったので、境内の
端っこでアコーディオンを弾いた記憶があります。
普通は山門を入ると正面に本殿があり、ご本尊が正面に位置
するのですが、ここは、観音様が 鏡が浦の絶景を見られるように、
と海に向かって建てられています。
観音様と同じ目線で眺めると、船形の町と那古海岸が眼下に
広がります。
ここでしばらくゆっくりした時間を過ごしました。
そして ここで眼下に広がる海岸も眺められたので、バスの時間も
もうすぐだし、そのまま帰ろうかなーと思ったのですが、ちょうど
夕方だけバスの本数が1本多く、40分後にもう1本くる と知り、
せっかく来たので 海岸まで足を伸ばしました。この気ままな感じが
なんとなく好きです。
この階段を下りる景色が ものすごく印象に残っていて、
当時と全く変わっていないようにみえて、懐かしかったです。
海岸に行く途中に見えた那古観音です。山に囲まれている
那古寺をながめながら、お寺、神社は 山と密接につながりが
あるんだなーと改めて感じた景色でした。
海岸のそばには、昔お世話になった旅館があったのですが、
今は普通の家になっていました。なぜかお庭にやぎがいました。
那古海岸 ここで ずーっと泳いでいました。
今年は 原発の影響を考えて、この地域での臨海学校が
すべて中止になっているそうです。
なんてことない海岸の桟橋なのですが、私たちの学年は
驚異的に思い出深い桟橋です。
古くなっていて、ほとんど当時のままだと思います。
そのまま残っている事が不思議なくらいでした。
学生時代に 歌を歌うことが多い学校だったので、当時の歌が
次から次へと頭の中をかけめぐります。数十年忘れていたのに、
この場所に来て 突然思い出せるものなのだ!と自分の記憶力に
びっくりしました。あと詩だけではなく、メロディがあることで
より記憶にとどまりやすいのかなー などと思いながら 海岸を
歩いていました。
安房神社へ行って 温泉に入って、那古に行って帰ってこよう!
これが私の南方位のパワーチャージ!と思いつつ、細かいことを
何も決めずに出かけた旅でしたが、なんとか帰りのバスに乗れ、
無事東京に戻ってこられました。
東京から館山まで、千葉県だけどものすごく遠い場所 という
大昔のイメージが残っていて なかなか出かけようと思えない
場所だったのですが、アクアラインができ、高速道路が通る事で
随分近い場所に変わりました。
安房神社で今度はきちんとお祓いも受けたいし、州崎神社にも
お参りしたいなーと思うので、再度 訪れたい場所です。
東京から南方位のパワーチャージをしたい方、おすすめの
場所ですよ~。