瀬奈じゅんさんのコンサートの3日後、今度は 春野寿美礼さん

のライブに行ってきました。

場所は 六本木 東京ミッドタウン内にある ビルボード東京

です。前回のサントリーホールに引き続き、なかなかでかける

機会のない場所でのライブ。ミッドタウンに行けばわかるだろう、

と 詳しく調べていかなかったので、結局わからず受付で場所

を聞いてしまいました。ミッドタウンの4Fにあるんですね。



     夏乃子の季節めぐりん

中ではアルコールも飲めるし、食事もできます。食事をしながら

ライブを聞くなんて・・・。(私は飲み物だけでしたが)


おとなーな雰囲気の会場に、白いシンプルでタイトなドレスが

似合うスレンダーな春野さん(おさちゃん)が登場です。


MCでは、被災地からいらしたファンの方から、「毎日つらい事

苦しいことが多いので、少しは楽しんでもいいのではと思い、

必死に会場にかけつけました」というお手紙を頂いた、という

お話から、このライブも実施するかどうかぎりぎりまで迷っていた

けれど、今自分ができることを考えると、このようにお客様に

楽しんでいただけるステージをお届けすることだと思い、多くの

方に心をこめて歌を届けていきたい といったようなお話が

ありました。


ピアノ・ベース・ドラムのシンプルな演奏におさちゃんの歌だけの

ライブ。聴かせます。ジャズベースの楽曲が多く、また ミュージ

カルからは、マルグリットより 鏡よ、カーペンターズの曲や、

宝塚退団公演のアデューマルセイユより ボンソワールマルセイユ

とアルテミスとオリオン、そしてエリザベートから 最後のダンス、

愛と死のロンド などなど 盛りだくさんな曲を聞くことができました。


ステージと客席がとても近く、途中何回か客席から登場されて、

真近を通られたり、シックで大人なライブの中で、ステージと客席

との距離感はすごく近かったように思いました。


このライブの3日前に、瀬奈さんのコンサートで「最後のダンス」を

見たばかりでしたが、春野さんは春野さんで、やっぱりこの歌を

歌うと、どんなにシックなレディおさでも 男前になるんだ~と感心し、

表現方法は全然違う二人でしたが、近い期間に両方楽しめたのも

よかったなーと思いました。


ライブ会場というのは、途中お料理も運ばれてくるようで、

「最後のダンス」を聴いている時、プーンとテリヤキチキンピザらしき

香りが漂ってきて、なんともいえない不思議な気分になりました。

なんだ、この感覚。初めての感覚かも!曲を聴きながら高揚して

いる自分の心のはずなのに・・・聴く事に集中していたはずなのに、

美味しい香りにつられるなんて・・・修行が足りないらしいあせる


おさちゃんは、どこまでも進化し続けて、新しい表現で私たちを

楽しませてくれます。12月には、カーペンターズの曲を使った

ミュージカルに出演されるそうです。そちらの舞台も楽しみです。


その日お隣になったお客様に、「おさちゃんのエリザベートが

見たいわね」って声をかけられ、大きくうなずいた私でした。