なんとなーくお花を飾りたくなって、お花屋さんをのぞきました。
芍薬の花が目につき まだ つぼみの状態で買ったのですが、
開きました~ こんなに 華やかに。
こんなに華やかなのですが、芍薬の花ことばは 「はにかみ」
「つつましやか」「はじらい」「優しい心」などなんですね。
医薬の神パイエオーンは、ゼウスの子を宿していた出産の女神レト
の陣痛を軽くする目的で芍薬の根を用い、ゼウスの寵愛を買って
名声を得ました。
後に彼は自分の師匠であるアスクレピオスの嫉妬心により命を
絶たれてしまいますが、彼の死を悼んだ女神レトの進言によって
芍薬に生まれ変わったとされています。
芍薬 (くすり) という漢字が使われているのは、そういうところから
なのでしょうか。
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 と、美しい女性を
形容するお花 でもあるんですね。
芍薬まで華やかでなくてもいいですが、花にたとえられるような人に
なりたいなぁ なんて ふっと思う今日このごろです。