こんにちは
仕事を楽しむ！人生を楽しむ！
ライフデザインアドバイザー
長谷川のりこです

新入社員が入って早2か月が過ぎました。

2年目社員の方の中には
4月から後輩の育成を任されている方も
いるのではないでしょうか？

友人の娘さんも、そんな２年目社員の一人でした。

「先輩として色々教えてあげてね」
そういわれて張り切って後輩の指導に励んでいたある日…

接客の基本や電話応対
来客者への対応など…

後輩に教えることは山のようにあります。
何から教えたらいいのか？？？
どうすれば効率よく覚えてもらえるか？？？

彼女なりに試行錯誤して指導にあたっていた…のに…

「おおむねそれでいいんだけど…
　○○さん（彼女の名前）は
　×××を直すようにしようね～」

後輩への指導中、彼女にいきなり投げかけられた上司の一言…

これを後輩の目の前で言われたもんだから
そりゃもう、かなり凹んだそうです。

だってそうでしょう？？？
いま彼女は「指導員」という立場で後輩に指導をしているんですよ。
それなのに…
いきなり横からダメ出しされるんです。
「あなたはここがダメ！！！」って…
しかも後輩の目の前で…

立場がなくなった彼女としては
その後の指導がやりづらくて仕方なかったそうです。

この上司は一体何のためにこのタイミングで
ダメ出ししたのか？？？

悪気があったわけではないと思うのですが（たぶん…）
立場がなくなった彼女に残ったのは…
上司への不信感です。

「後輩の目の前であんなこと言う？」
「今後どうやって指導していけばいいの？」
「先輩としての立場がなくなった」
「自分が仕事できるってことを誇示したいだけなんじゃないの？」
「じゃあ自分で指導しろよ！！！」

彼女の怒りは一向に収まる気配がありません。

今回は「新入社員の育成」での一場面でしたが
仕事を部下に任せるということは
その部下に一任するということです

もちろん明らかに間違っている場合は
早急に訂正する必要がありますが
そうでなければ６０％出来ていれば十分です。

１００％を求めるのは
部下にとっても上司にとっても
余計な軋轢を生みかねません

どれだけ妥協できるか？？？
これが重要です。

部下のやる気をダウンさせた上司の一言