なつかしく読み返しています。

 

以下は4年前の過去記事。

 

実家に帰省しています。

 

頑固爺さんは

 

毎日午後からは

 

読書の時間と

 

決めているらしい。

 






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使い込んだ辞書を片手に

 

 母のお気に入りだった 

 

バベルの図書館シリーズ。




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いつも机の上にある岡潔という

 

数学者が科学仏教

 

ついて内省的に

 

書かれた

『一葉舟』


もう50年以上

 

読み込んでいるそうで

 

年季の入った古いハードカバー。

 

ところどころに

 

横にアンダーラインが引いてあって

 

共に過ごした

 

時間の重さも感じます。


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そして

 

なるほど。。

 

私は初めて

 

父の愛読書に眼を通す。

 

う〜んやっぱ

 

ちょっと難しい。笑

秩序は物質のことであって

 

こころは調和と

 

捕らえるべきである。

こころと概念。

 

情緒と調和。

 

やっぱり難しいけれど

 

自然の中に心が在ると

 

するのが理性的な

 

西洋的観念で

 

心の中に自然が在る

 

と教えているのが仏教、

 

そう表現されていたのは

 

ぼんやりとはわかるかも。

 

それが数学者の

 

英知になったのも。

 






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その古い一冊の本が

 

父の人生を支えて来たのも。

 

ちなみに頑固爺さんの

 

趣味は数独




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囲碁です。

 

 

追記。

 

ちなみに囲碁友だちのじいさんが

 

老人の運転はもう危険だからと

 

免許返納して寂しくなったらしく(2年前に父も返納)

 

4年後の現在はなぜか趣味が『絵画」

 

・・・

 

よくわからないですが

 

楽しそうです。

 

頑固爺さまの描くスケッチは

 

なぜか革新的過ぎて

 

ときどき何を表現しているのか

 

全く訳がわからないのですが

 

旅のたのしかった想い出や

 

日本画の模写をして

 

一人で喜んでいるようです。(単に亡くなった母の画材道具がしこたま残っているから)
 

 

先日、弟が

 

テレビで古いドラマを

 

観ていたら

 

ごはんを吹くほど

 

程驚いたらしい。

 

 

 

 

父にあまりにそっくりな人が出てたから

 

写真拝借。

 

 

 

 

この角度は

 

校長時代の父と

 

見分けがつかないほど

 

似ている。。

 

そうだと言われれば

 

普通に信じる笑

 

世の中に似てる人が

 

ほんとにいるんだなぁ。

 

がはは^

 

父上様。

 

これからも

 

もっと長生きしてね〜