楽譜の調について・・・♪ | ♪ぽよよ音楽ライフ♪

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オカリナ&フルート奏者

君塚仁子(きみづかのりこ)の

まったりブログ

皆様こんばんは^^

先日、初心者さんにおすすめのクリスマスソングを、
おすすめの調でいくつかご紹介させていただきましたが・・・

この調っていうの・・・、実は初心者さんにとって結構よくわかんないですよね

というわけで、急遽楽譜の調について記事を書きます^^
初心者さん用にざっくり書きますので、大まかな説明です。


まず最初に誤解されやすかった事を・・・

日記に記したのは、楽器のC管やF管といった楽器の調とは関係なくて、

楽譜上の調の事です

なので、F管に対してはどの音になるんだろう・・・(´・ω・`)?など考えなくて大丈夫です(^-^)vまったく別ものなので、切り離して大丈夫です^^


おすすめの曲は、ハ長調とヘ長調の二つにしぼってご紹介しましたが、
この調の楽譜を探すときは、楽譜の五線の一番左、

『ト音記号の右横』を見ます!


ここに、シャープ#やフラット♭が

まったくついていないものが

ハ長調


そして、フラット♭がひとつだけ、

しかもシについているもの

121127_000204_ed_ed.jpg

これが

ヘ長調

です


この『ト音記号のすぐ横』は、その曲の調を表す為の場所で、シャープやフラットがついていたり、まったくついていなかったりします^^

皆様は楽譜をチェックする時に、ここさえチェックしておけば、必ず目的の調で買えます


そして、もうすこし突っ込んだ事を書くと、

この『ハ』とか『へ』というのは日本語のドレミの意味で

ハニホヘトイロハ←ドレミファソラシド

となっています^^

ハ長調は、
ドから始まる長調(ドレミファソラシド)という事です♪


ヘ長調は
ファの音から始まる長調で、上でも記しましたが、
五線で、ト音記号の横につくフラットが一つだけ(シのフラット)の調です。
(ファ・ソ・ラ・シフラット・ド・レ・ミ・ファ)

☆ちなみにこの調で、ジングルベルを吹くと・・・

ドラソファド~、ドラソファレ~、レシ(←フラット)ラソミ~、ドドシ(←フラット)ソラ~♪

と、なります^^
この調で演奏すると楽ですよ~♪ということでした☆


もうちょっとつっこむと、C管F管のCやFというのは
英語orドイツ語読みで

ドレミファソラシドは
CDEFGAB(Bはドイツ語だとH)Cと書きます。


ちなみにドレミファソラシドはイタリア語です(笑)
いろんな読み方があるせいで、混乱するんですよね・・・

日本で一般的に小中学校でならうのは、

音符の読み方はイタリア語(ドレミファソラシド)

調の書き方は日本語(ハニホヘトイロハ-調)

楽器の調の種類は英語かドイツ語(CDEFGAB/HC-管)

というわけで、激しい入り乱れっぷりのせいで、わけわかんなくなりやすいです・・・

調について、苦手なイメージを持たれやすいです

ド長調とかだったらめっちゃ理解しやすいと思うんですけど(笑)

音楽を生業にするもののセリフではありませんね

今晩はこのくらいで・・・^^
お役に立ちますように!