こんばんは。

 

\起業家の想いをさらっと形にする/

オンライン秘書×ライターの

紀子です。

 

 

編集者・ライターとして

仕事に追われていた時代、

いくつも壁にぶち当たりました。

 

 

中でもハードだったのは

読者参加型の料理教室の

企画・運営をしたとき。

 

 

当時の編集長に

ムチャ振りされたんです(笑)

 

 

しかも、

自分で作ったことがない郷土料理。

調理過程も多く、

「これ、本当に作れるようになるの?」

というレベルでした。

 

 

「やったことない」

「分からない」

「どうすりゃいいの?」

というオンパレード。

 

 

でも、とにかく

やらなきゃいけない。

 

読者に喜んでもらうために。

 

成功させなきゃいけない。

 

 

しかも、通常の編集業務と並行して

準備をしなければならず、

めっちゃハード。

 

 

当時、イベント運営のスキルはゼロ。

 

私にあったのは「責任感」だけでした。

 

 

どうしたらいいのか、

見当がつかなかったけれど

 

 

分からなくても

 

「とにかく、やろう」

 

と肚を決めた

 

 

仕事で初めて

「やり切る覚悟」を

持った瞬間でした。

 

 

 

紙面を制作するスキルとは

全く違う脳みそをブンブン使って

とにかく、手も足も動かす。

 

 

郷土料理に詳しい料理人に

イチから作り方を教わって

レシピ起こし。

 

 

郷土料理を作り続けている

主婦の方を紹介してもらい、

一緒に試作。

 

 

スーパーで

野菜の値段をチェックして

材料費を算出。

 

 

手に入りにくい材料は

市場まで足を運んで交渉。

 

 

会場を下見して

調理器具をチェックし、

当日の段取りをイメージ。

 

 

同僚に野菜の皮むきを

手伝ってもらい、

大量の下ごしらえ。

 

 

休日出勤をして

材料の計量や準備。

 

 

やっと迎えた当日は

40名近い参加者の調理が

スムーズに進むようフル回転。

 

 

 

すっごく大変だったけれど

読者の皆さんが

楽しそうに料理をされて、

「おいしい!」と

微笑んでくれたことが嬉しかった。

 

 

 

この経験で、仕事観が

ガラッと変わりました。

 

 

 

「できない」ではなく

「まず、やってみる」

 

 

「できない」と思っていても

できる方法って、あるんですよね。

 

 

どんなに大変なことでも

ほんの小さな一歩は踏み出せる。

ネットや本で調べたり、

詳しい人に聞いたり、ね。

 

 

それを積み重ねていけば

点と点がつながり、

解決策が見えてきて

「あ、できるかも」って思えてくる。

 

 

料理教室を無事に終えた後も

いくつも壁はやってきたのですが

「あの大変な仕事ができたんだから、

これもどうにかして乗り越えられるだろう」

という自分の底力を

信じられるようになりました。

 

 

 

初めてのことは

怖いし、

不安だし、

泣きたくなる。

 

 

でも、そのまま

じっとしていても

何も変わらない。

 

 

 

だから、

ポロリと涙がこぼれる日があっても

0.1㎜でもいいから

前に進む自分でいたい。

 

 

 

私は私の

肚の底からのチカラを信じられる

自分でいたいと思っています。