webを見ていると、時々出てくる
【神韻(シェンユン)】の動画広告。
前からとても 気になっていたのですが、
ようやくチケットを取って 観に行くことができました。


中国舞踊とバレエが融合したダンス。
音楽は二胡やドラなど中国の伝統楽器も含めた
オーケストラの生演奏。

短い演目で 時代や舞台が切り替わって
華やかな舞台が繰り広げられます。

ダンスは本当に素晴らしくて、

軽々とふんわりとした高い跳躍、
どんだけ回るねん っていう早い回転、
アクロバティックなダンス、
しなやかで優美な動き、

そして、これが一人でもすごいのに
群舞で全員の動きが指先までピッタリ。

衣装も袖や裾が美しくたなびいて
うっとりしてしまいます。

背景の絵は色合いなのか
なにか古臭いというか
中国っぽい感じなんだけど、
時々 CGの映像から抜け出て
実際の舞台に現れる、みたいな演出があって
面白かったです。

天女が大人数で戦隊みたいに飛んできた時には
ちょっと笑いそうになっちゃったけどニヤニヤ

本当に素晴らしかった!!


…なんだけど
時々挟まれる アレッと思われる演目。

ある思想のために中国から迫害される人々、
でも教えを信じていて救われる的なストーリー
(ダンスで表現)や
ソプラノやテノールの独唱もありましたが
歌詞が…

中国では公演禁止されているそうですが
…でしょうね、って感じでもありました。

最後の演目は
現代中国(出張行った時に見る風景だな)で
公園に集う人々。
太極拳のような宗教の舞をやっていると
怪我人もやってくる。
一緒にやると 怪我が治る。
また、迫害受ける。
必死で経典を守っていると救われる?

そして、後光のさした おっさんが現れて
エンディング。

強烈すぎて、途中の美しい舞の記憶が消されそうになりました。危ない滝汗


気になって調べたら
「法輪大法」という宗教が元になった団体のようです。

繰り返しますと
本当にダンスは素晴らしかった。


なんだか モヤモヤした気持ちを
地元にできたラーメン屋で癒しました。
魚介ラーメン 美味しかった。