12月6日(水) 義母が亡くなりました。
義父や 報せを聞いて駆け付けた夫を含めて
子供達に囲まれて 穏やかな最期だったそうです。
入院したと聞いて
週末ごとに実家に通うようになり
長い時間があったように感じましたが
前回の投稿は11月末。
たった数週間の出来事だったんですね。
いろいろな事を考えた数週間でした。
義母は認知症を発症していて90才近くになる義父が面倒を看ていたのですが、
そろそろ介護について考えなければ、と兄弟が集まったのが9月のこと。
10月末に別件で検査を受けたところ
ガンであることが分かりました。
すい臓ガンだったのですが、発見されにくいガンであるため自覚症状もなく
肝臓などに転移したために分かったのですが
その時点で 手遅れとなっていました。
もう回復に向けての治療はできないということで、自宅で義父が看病を続けるということにのりましたが、
症状が悪化して入院となったのが11/17のことです。
義父は昼夜と食事時間に合わせて病院に通い、
認知で自分では食事をすることもなくなっていた義母に それはそれは甲斐甲斐しく お世話をしていました。
食欲もないので 食事は?と聞かれると いらないと手を振るのですが
義父に「良くならんといかんでね、食べないといかんよ」と優しく言われると
口をパクっと開けて 頑張って食べるのです。
赤ちゃんみたいに。
元気な時の義母を思うと 悲しく切ないですが
温かい気持ちにもなる光景でした。
年越しは厳しいかもしれないと言うことでしたが、ご飯を食べる姿を見ていると ずっと頑張ってくれるような気がしていました…。
でも、あっけなく…
田舎の長男に嫁いで
いろいろと苦労もあったそうなのですが、
最期は夫や子供に大切にされて
幸せだなぁと思いました。
入院した時には
既に私のことは分からなくなっていたのですが、
義父や子供たちのことは認識していたので
想いは伝わっていたと思います。
私の最期はどうなんだろうなぁ…
なんて考えてしまいました。
葬儀が終わって 一週間、
そんなに疲れてるとも思ってなかったのだけれど
いろいろ考え事をしてせいか、
もしくは慣れない嫁稼業で
グッタリしていたようです。
何もする気にならなかったけど、
この週末休んで すーっとした気持ちになりました。
さて、頑張らなくては。