2015年9月21日

いよいよ 今回の本命!
八海山への登山です。

天気予報は
風もなく登山日和。
午前中は晴れる、徐々に稜線に雲がわくそうだ。

早いうちに頂上に辿り着かなければ。

ロープウェイの駐車場は夜間は閉まってしまうので、朝6時半に牧之通りの駐車場を出発。

中越地方に濃霧注意報が出てるとか言ってるけど。。。
周囲は真っ白。大丈夫かな?



安心してください。
晴れてます!






7時過ぎにロープウェイに到着すると 既に開門されていて 登山者がロープウェイを待っていました。







みなストレッチを始めたりして気合いが入った様子。
山を見上げているとドキドキしてきました。
ギザギザしてるなぁ。
怖いかなぁ、怖いんだろうなぁ。




チケットの販売開始と共に
ロープウェイに並び始めます。
しっかり登山装備な人に混じって
結構なお年寄りや かなり軽装な方達も多いけど…
地元の人は気楽に行っちゃうような山なの??




ロープウェイは8時20分始発、となっていたけれど 前倒しで8時から始動。







頂上駅からは きれいな雲海が!

 
幸先いいスタート!

最初は比較的緩やかな登りです。
 


 女人堂手前から一気に急坂。
 


  

ぐわーっと登ると 女人堂に着きました。
 
昔は女性が入れるのはここまでだったとか。
 
大きく見える薬師岳を仰ぎ見て、先に進みます。

 
 あー。ここ中間か・・・
と看板に励まされるような がっかりさせられるような^^; 


  
  
はしごやら鎖場を登ると、

稜線に出た~!
 
 
8合目、薬師岳着。
鐘を鳴らしてお詣り。
無事に行って来れますように。
 
  
 

 先に見える千本槍小屋が9合目です。

 
千本槍小屋に到着。

 

さて、これからが八ツ峰。ギザギザ本番!!

 
怖いかな~。
頑張らねば!

地蔵岳を越えたところから本道に入ります。

 

手も使いながら ワシワシッと登って
稜線に出ました~。

 
ちょっと戻って地蔵岳。
 
 
  
ここからギザギザを登ったり下ったり行きます。

 
  
雪渓も一部、残ってます。
 

 
不動岳。
立派に奉られています。

 

  
鎖場は全部で19箇所とか。
数えてないけど。

 
 
 
ちゃんと足をかけて、一歩一歩 慎重に行けば怖くない、怖くない。

 

振り返って 不動岳、地蔵岳を見てみる。
 
地蔵岳の上、人がいっぱいいる~。 

紅葉も始まっています。
紅葉をゆっくり愛でる余裕はないけれども。

 
秋の空~。
  


 
どんだけ、ギザギザ行けばいいんだ~。
 

 


  
  
  
 
白河岳。まだ半分。
 
分岐点。たぶん帰りはここまで戻って 巻道に出るのが良いと思われます。
 
割れてます。
 
 
摩利支岳。あと2つ。
  
 
 

 
 
梯子から続く鎖。
ここが大日岳へ最後の登り。
 

前の女性の足をかけるとこがない~の声に
心臓バクバク。

体を岩に近付けすぎると足が滑るから
なるべく鎖から体を離して、とダンナさんよりアドバイス。

 

女性もダンナさんも無事に登りまして、
次は私の番。

梯子から鎖に移る時がちょっと怖い。
でも、鎖をしっかり掴んで
体を岩から離して 足を踏ん張って、
一歩一歩、怖くない、怖くない。

着いた~~~!

大日岳!!
 


岩戸の中には…

 


天照大神がいらっしゃいました~!

 

 
やっと辿り着いた頂上だけど
後方からは 続々と人が。
混む前に進まなくては。


どちらから降りるかで 頂上にいた人で協議。
私達のガイドブックには 先に進む道から巻き道に出る道は通行止めになっている。
今、登ってきたところを降りて 巻き道にでるか、それとも進んでみるか…


通行止めなら 何かしら表示があるはずじゃ
ないか、と 数名が先行していきました。


しばらく様子を見守ってから
私達も決めました。

先に進む!
(さっきの梯子のとこを降りるのが嫌だったから)

しかし…
 


こちらも なかなかでした。
長~い鎖。
腕も疲れてきた。これ以上、鎖場がないことを祈りつつ 巻き道へ。

 
  そして いきなり人が這いだしてきたと思ったら、長い梯子が。

 
 
あまり整備されていない細い道のアップダウン。
濡れた粘土質の土や根っこ、岩が滑って神経を使います。
全然、楽じゃない~。

 

 
やっと道らしいところに出た時には ほっとしました。
結果、まで戻って巻き道に出るのが正解かな。
そこも細くて結構怖いけれど・・・

 
  
 
やっとこさ 小屋まで戻った時は 心底、ほっとしました。

 

お腹もペコペコ。
いつもの おにぎり、ラーメン、コーヒー、
めちゃくちゃ美味しかったぁ。I

 
  
小屋前は人でいっぱい。
ここまでで引き返す人も多いみたいです。

 
ゆっくり休んだ後は下山します。
すっかり八ツ峰は見えなくなってしまいました。

 
滑りやすい道を気を付けて戻ります。

 
 
ロープウェイに戻ったのは3時前。

 
 
充実感のある山行でした!
八海山、偉大な山でした。