間延びしながらアップしてますが、夏休みの北陸旅行記。

8月15日(土)

トロッコ電車に乗ろうと白川を出発して約か時間。
13時過ぎに宇奈月駅に到着しました。
駅の目の前に広い駐車場があります。

 

ものすごく混んでて乗れないんじゃないかと心配したけど
すんなり 13:32発の切符が買えて、早速乗り込みます。

 
 
小さいトロッコ電車。
ちょび髭おじさんみたいで かわいい顔。
ワクワクするな~♪

 
出発~!

日差しは強くて暑いけれど、風は心地よい。
室井滋のテンション高めのアナウンスを聞きながら
トロッコ電車はゆっくり進んでいきます。

 
深く険しい黒部渓谷。
こんなところを切り開いて電車を通しダムを作る・・・。

少し前に読んだ『高熱隧道』の情景が 頭に浮かびました。

ダムを作るための欅平からの軌道トンネルの工事の様子が書かれた小説。
黒四ダムの比にならないぐらい多くの犠牲者を出しているのに
国策ということで工事は続けられ、大変な苦労の末にトンネルが貫通した。
日本も人の命が軽んじられている時代があった。
感動というよりは 後味の悪さが残る小説でした。

そびえ立つ山と渓谷の深さに圧倒されながら、
1時間ほどで終点の欅平に到着。

 
 


駅のレストランで 富山名物「黒ラーメン」

 ほんとに真っ黒~!!
醤油の味は濃いけど そんなに塩辛くないので意外と癖になる味かも。

散策に渓谷沿いを歩いてみることにします。
祖母谷温泉まで片道1時間。

現在、15:00すぎ。
17:25が終電なので急がなくちゃ。

人喰い岩。
みんなl喰われてます~。
 
うわー高い。
 
 ところどころ、雪渓が残っています。 
 スノーブリッジになってます。



暗くて長~~いトンネル。
 


これを抜けると・・・
 
祖母谷温泉!!! 着いた~~!!!
もっと早く着くかと思ったら、ちゃんと1時間ぐらいかかりました。

ほんとに秘境の宿だ。
 
 
川の水が青い。
 
岩が石灰なのか真っ白です。
白い岩に青い水。きれい~。
  
 もうちょっと先に進むと・・・
湯気がもくもく。温泉だ~。

 
  
 ボコボコ湧き出ているよ。

 
 
 湯加減は・・・
 
アチチっ!!
とても入れる温度ではないようです。
昔は川の水を引いて 入ったりしてたみたいんんですけどね。

見事な湯の花。
糸のようになって ひらひらしてます。 
ここで折り返し。
来た道を戻ります。

神々しい渓谷の眺め。

 
名剣温泉宿。
欅平からは30分ぐらい? 小さなお宿。
行きでは気づかなかったけど、すごい崖っぷちに建ってます。
温泉や祖母谷からパイプで引かれていました。
  
欅平が見えてきた。
帰りは下りなので行きよりも楽ちん。
  
17:25 終電です。
   
電車はガラガラ。
同じ車両は私たちともう1グループだけ。

扉付きのトンネル。
雪が多すぎるため、冬は扉を閉ざしてトンネルを守るのだとか。
 
 
  
赤が美しい奥鐘橋。
宇奈月の町が見えてきた。
  

宇奈月駅に戻ってきました。
あ~ 楽しかった。

  
 すっかり日も暮れて。
  
 せっかく宇奈月なので温泉に入りたいと思うも
日帰り温泉はもう終わっている時間。
あきらめるしかないか~と思っていたら・・・

やってました!!
公衆浴場。

男湯と女湯の間に番台のある、懐かしいたたずまい。
湯船は1つだけど、お湯は無色無臭。だけど 湯の感触は柔らかく お肌もしっとりの
とてもいいお湯でした。

満足、満足♪

駅前の温泉の噴水。
 
ベンチが電車になってる~。
  
 
さて、これにて楽しい旅は終わり。
混む前に東京に戻ります。
バタバタと行き当たりばったりだけど、楽しかった。