「今を生きる」
とは聞き慣れた言葉だが、僕自身体感できるまでに時間がかかった。
(昨日オープンの寿司ひびきオープニングセレモニーにて)
僕なりの言葉で言うとだが、心地良いと感じることを、瞬間瞬間ひとつひとつ敏感にキャッチしながら、
意識的に行なっている状態だ。
この心地良いことというのが、言葉尻を捕らえるだけだと勘違いが産まれやすい。
と言うのも例えば、喜怒哀楽のうち、喜びや楽しみを心地良いことととして感じて表現するのは比較的わかりやすい。
一方で、怒りや哀しみはそれ自体を悪い感情と思ってしまったり、表現すること自体も悪だと思いがちだ。
ただ、自然に沸いた感情に良いも悪いもない。
寧ろそれを見て見ぬ振りをする方がよっぽど不健康だ。
怒りや哀しみが沸いたら必ずそれを受け止め感じること。
そしてここからの表現は自分の心地良い方法を選択すれば良い。
時には目の前の人にその怒りと哀しみをぶつける
時にはスポーツやカラオケで発散する
時には好きなことに夢中になる
これは人それぞれだろう。
そして同じ人でも時と場合によるだろう。
つまり心地良さと言うのは、心地悪い状態の時は心地悪さと向き合うことで心地良さを得ることもあると言うことだ。
どこまで自分の感情に素直になれるか。
表現したいと思う方法を勇気を持って選択できるか。
それが人生の醍醐味だと思う。