自費治療のメインはやはり、修復物、
補綴物ということになるでしょう。
その説明の仕方で自費率がかなり
違ってくるのは言うまでもありません。
では、その説明の仕方について
3つ重要なことがあります。
1)そもそも、説明をしているのか。
誰が、誰に、説明をしているのか。
2)説明に利用するツールは何を使うのか。
3)説明時のトークは?
ちゃんと構成されているのか。
行き当たりばったりで行うのか。
この3つが適正に構成されていれば、
自費への移行率はかなり高くなるはずです。
では、まず1)について。
患者さんから聞かれるのを待っているよう
では、自費率は数%台でしょう。
ここには3つの勘違いがあります。
1.お金の話をするのは、卑しいこと。
患者さんにお金の亡者と思われたら
評判に関わる。
2.どうせ自費なんてなかなか選ぶ人が
いないんだから、そんな時間はない。
忙しいのに時間がもったいない。
3.保険と自費は材料の違いでしかない
ので、患者さんにとって大きな
メリットはないと思っている。
いかがでしょうか?
確かに保険と自費で技工士さんが
作るものが違うだけ、あとは全て
やることは一緒、ということでしたら、
潔く今のスタイルを貫きましょう。
自費を勧めてもトラブルが増えるだけです。
ただ、患者さんにとってより良い治療を、
と考えたら保険と自費との差は自然と
明らかになるのではないでしょうか?
そして、より良いものを提案することと
お金のこと(=卑しいこと)を話すことを
天秤にかけて、自分のプライドのために
提案しないことを選んだとしたら、
それは患者さんの健康よりも自分の
プライドを守ることが重要だと考えている、
ということになります。
その姿勢は先生の信念に合っていますか?
どうせ選ばないだろう、
このひとは選ばないだろう、
時間の無駄だ、
というのはうちに来る患者さんは健康を
大切に思ってなんかいないだろう、という
思い込みがあるということですね。
そう、先生みずから
「口の健康なんてソコソコでいいでしょ」
と言っているようなものです。
もし、先生が保険と自費で結果が明確に違う、
違うはずだと認識しているのであれば、
より良い治療の存在をお伝えするのは
”義務”ではないでしょうか。
そう、患者さん全員にお伝えするべきなのです。
ただし、先生はお忙しいし、時間は有限です。
ですから、伝えかた、伝えるツールを
工夫する必要があるのです。
まずは、患者さんへの関わりかたを
考えてみてくださいね。

