あたしもそうだから~ハコという名のワタシ~ |  碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

 碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

あることがきっかけで、記憶が長くもたなくなったことに気づきました。
だから、忘れないために。
大事な記録と記憶。 忘れたくない思い出。
気が向くままに書いていきます。

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あたしもそうだよ…
って

すぅっと
心に水が滲みいるように
入ってきたの


うん

正義はいつも
痛みや苦しみと一緒にやってきて
傷つくことを恐れていたら
できないことなんだ


絶望の横には
必ず希望が
そっと寄り添っているから

心が疲れた時は
そっとしゃがみこんでみればいい

今日も生きられたんだから
明日も生きてみようよ

悲しみは
心が非常識に晒されるから悲しいんだ

喜びは
ほんの少し目先を変えるとそこにある


疲れたね

疲れたよ…


そんな時は
自分を労わっていいんだよ


愛されなくて悲しいと思うのは
愛されたことがあるからさ

不幸だと感じるのは
しあわせな時があったからさ


歳を重ねると
煌めきが無くなったと
感じているかもしれないけれど

小さな時のあなたは
煌めきとガラクタを
詰めていたハコ(自分)が
小さくて
すぐいっぱいになっていたから

詰められるハコは
1年ごとに広がっていって
煌めきとガラクタは
箱の中にどんどん詰め込まれて

煌めきは
どんどんはこの底に沈んでいくし
ガラクタの中へ
紛れていってしまうんだよ…

ハコの中に手を突っ込んで
ガラガラと掻き混ぜて
煌めきを探し出してみればいい

きっとちゃんと

あなたの幸せの種は

そのハコの中に眠っているから




私はまだまだ未熟だけれど

それでもね

まだまだ生きるよ


ガラクタを掻き分けて

あたしのキラメキの種を見つけたら

あたしは
その種をどこかに埋めて
水をやって
肥料を与えて
おひさまに当てて
育ててみようと思うんだよ


嵐も
雷も
そよ風も
北風も

日照りも
豪雨も
降雪も

みんなみんな

あたしを育てる糧になる



いつまでも塞ぎ込まないためにも

時期が来たら
ちゃんとちゃんと
前を向いて

一歩踏み出してみるよ