昨日の「対価型セクシュアルハラスメント」に引き続き、本日は「環境型セクシュアルハラスメント」についてお話します
「環境型セクシュアルハラスメント」とは、職場において行われる女性労働者の意に反する性的な言動によって、女性労働者の就業環境が不快なものとなったことによって、能力の発揮に重大な悪影響が生じる等のもので、当該女性労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じることです。
以下にその例をあげます。
①事務所内において事業主が女性労働者の腰、胸等に度々触ったため、その女性労働者が苦痛に感じてその就業意欲が低下していること。
②同僚が取引先において女性労働者に係る性的な内容の情報を意図的かつ継続的に流布したため、その女性労働者が苦痛に感じて仕事が手につかないこと。
③女性労働者が抗議をしているにもかかわらず、事務所内にヌードポスターを掲示しているため、その女性労働者が苦痛に感じて業務に専念できないこと。
セクハラを受けると、精神的ダメージが大きくて仕事に専念できなくなります
トラウマになる方も多いです。
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