さて、先日は講習内検定担当となりました。お客様は、小学校6年生のお嬢さん。どうも、お父様の入れ込み度合いが強く、親御さんの方が熱心な感じです。Jr1級受検を希望されていました。検定部長の先生から、Jr.検定時の注意点を一通りレクチャー頂いて、先ずは講習開始です。
左右のターン弧が同じであるか、外足にしっかりと乗れているか、リズムが左右同じであるか、といったところを見たく、先ずは1本滑って頂きました。合格ラインとなる70点を軽く上回る滑りをするのか、それとも70点がギリギリとなる様な滑りなのかを見極めます。心情的には通してあげたいのですが、力量不足の場合は残念な結果をお伝えせねばなりません。
Jr1級の種目は、パラレルターン大回り、パラレルターン小回り、そして総合滑降です。各種目100点満点で70点以上が合格ですが、合計で210点以上あると合格となりますので、70点取れない種目があっても加点された種目があれば合格出来ます。
講習内検定の場合、原則としてプライベートレッスン内で行います。よって、時間配分がタイトとなります。リフト2本ぐらいを講習として、3本目から検定開始とする様なスケジュールとなります。
リフトが混んできたので時間配分を考え、急遽検定バーンを変更して10度ちょっとの斜度で大回りをやって頂きました。斜度が緩い分、運動動作を正確に出来ているかどうかをしっかりと見ていくことになります。
残念ながら気持ちよく70点を付けられる様な大回りではなかったので、一旦69点として判定します。講習内検定なので、時間があれば再度大回りをやって頂く事も可能です。
苦手と言っていた小回りは、リズミカルに、またターン弧が大きくなる事もなく下りて来たので、これは文句なく70点を付けれます。一安心です。
最終種目は総合滑降です。他のレッスンのグループと鉢合わせとなってしまい、自分のラインを取る事が出来ず大回りは良いところなし、小回りも先ほど見られた様に身体が下に落ちてこない。67点ぐらい。級別テストは、コースを規制して実施出来ないので、運不運もあります。
但し、今回は講習時間が残っていたので、再チャレンジさせてあげることにしました。ただ、講習中に気になっていたところは、この短時間の講習で修正するのは難しく、再走した総合滑降は69点としました。
結果は、パラレルターン大回り70点、パラレルターン小回り70点、総合滑降69点、合計209点で不合格です。総評では、小回りで評価に繋がった動きについて説明し、点数が出ない要因となった大回りに改善箇所がある事を伝え、親御さんにも納得して頂けました。
検定は、ギリギリ合格を狙うのだと博打的な感じになるので、加点を取って合格するぐらいの力量を身に付けて臨むぐらいが丁度良い様に思います。加点が付いての合格は、その級に相応しい実力をしっかりと身に付けていると判断できますから。