こんにちは。アラフォーで会社員を辞めてフリーのデザイナーになったnoricoです。
初めての今日は会社員を辞めて個人事業主として開業後、初めてお客様にご注文をいただいた時の話をしたいと思います。
- どうやって注文をとったのか?
- どんなお客様にご注文をいただいたのか?
- 初受注は意外な私にとって意外な商品だった
こんなことついて書きたいと思います!
|どこでお客様に出会った?
私は2024年9月に会社員を卒業し、2024年10月に個人事業主のデザイナーとして活動を始めました。
初めて私のクライアントになってくださった方とは、都内で開催されたビジネス交流会で知り合いました。Webクリエイターが集うビジネス交流会でした。
|どうやって注文になった??
その交流会は「立ち形式」の交流会で、フロアに30人〜40人くらいの人が集まり、着席することなく、どんどん名刺交換をしていくスタイルです。
新しく作った名刺を引き提げ、90分の名刺交換大会に挑みます。
私は新卒で入社した1社目の会社でBtoBの営業をしていたので、名刺交換は慣れたものです。なんてったって入社直後から1日80件前後の企業に飛び込み営業をし、相当の担当者と名刺交換をする、ということを研修で1ヶ月、その後も飛び込み営業は半年以上、みっちりやってきたのです。
なので、知らない人に話しかけるのも、名刺交換をお願いするのも全く苦ではありません。
そして数の論理を知っています。
とにかく、行く。
行く前に絞らない。
「この人かな、あの人かな」なんて絞らない。
目が合った人からどんどん名刺交換をする。
「こんにちは!名刺交換させて頂いてもよろしいですか?」
と自分から話しかけてどんどん行く。
相手も名刺交換をしにきているわけなので「いやです」という人はいないので、そうやってどんどん名刺交換していきます。
そして立ち話ですが、簡単に自己紹介をし合い、お互いニーズがあるか探り合う、そんな感じで90分で15人の方と接触しました。
その中の一人が私の初のクライアントになってくださったEさんです。
Eさんと目が合った瞬間、Eさんは私の元に駆け寄ってくださり
「名刺交換よろしいですか?」と声をかけてくださいました。「もちろんです!」と私は笑顔で答え、早速名刺を交換しました。
縦型の、シンプルな名刺で、会社名、役職名、お名前、住所、連絡先が書いてあるだけでした。
「どんなお仕事をなさっているんですか?」とこちらから声をかけようとしたら、Eさんの方から「Webデザイナーさんなんですね!」と話しかけてくださいました。
それにつかさず反応し、私は今までのプロフィールを簡単に話しました。
初めましての人には、基本的に自分がたくさん話すのではなく、相手の話をたくさん聞くように心がけているのですが、相手が突っ込んできてくれたら話は別です。
まだデザイナーとして実績がない私が話せることは、自分のこれまでの会社員としての仕事の内容と実績、なぜデザイナーになったのか、なぜ独立したのか、という3点でした。
これがEさんにとってはとってもキャッチーだったらしく、お互いのニーズがマッチした瞬間でもありました。
- 私は新卒で入社した会社から一貫して「採用」のフィールドで仕事をしてきたこと。
- 「採用」のマーケットで、営業、キャリアコンサルタント、新卒採用、中途採用、採用戦略立案、採用広報、マーケティングを約15年やってきたこと。
- 会社員時代、デザインを発注する立場を何度も経験したが、その度にうまくいかず悔しい想いをし、自分がデザイナーになってクリエィティブをコントロールできるようになりたいと思ってデザインの勉強をし始めたこと。
- デザインとマーケティングを勉強し、自社で広報ツールを立ち上げ、そこで成果を残してきたこと。
- 会社員としてやり切ったので、今度は独立して、自分の力を試したい、と思ったこと。
こんな話をざっと3分くらいで話しました。
そうするとEさんから
「え!そんな採用の仕事やってたんですか!!!うち今中途採用めちゃくちゃ力入れなきゃいけないんですけど、そこまで手が回らなくてめっちゃ困ってるんです!デザインの案件もたくさんあるけど、むしろそっちをお願いしたいかも・・・!」
と言っていただき、改めてZoomの面談をすることになったのでした。
|Zoomでのやりとり
交流会後、メールのやり取りをし、何日かしてZoomで改めて自己紹介やこれまでの仕事の話、そしてEさんのお困り事について聞く時間をとりました。
お互い熱量が高かったので、初めての面談にも関わらず話した時間は2時間。
軽く、昼からビール3杯は飲めるくらいの時間と熱量でした(笑)
Eさんのお困りごとは、自信が管轄している事業のデザイン制作が追いついていないこともありましたが、それより何より、私の経験を知ったからにはもう一つの困りごとである中途採用の方を手伝って欲しい、とのことでした。そして、採用ホームページをリニューアルしたい、とのことでした。
想定外の依頼に、正直、私は迷いました。
というか困惑しました。
採用のノウハウや経験は確かにある。
それを出し惜しみすることなく、クライアントに提供することは可能だけど、
それでお金を頂いていいのだろうか?
サービスとしての実績がないものに対して、お金を頂いていいのだろうか?
そもそも、採用コンサルのサービスは、採用ホームページリニューアルにあたっての「要件定義」として位置付けて、「コンサル」というサービスではなく、「ホームページ制作」にインクルードしていいのではないか。
しばらく頭の中でぐるぐる考えました。
初回のZoomの段階では、クライアントの課題もまだまだ明確ではなく、ただひたすら「困っている」という話に終始した格好だったので、とりあえず私はその「困っている」に対して、「私であればこんなことができますよ」という資料を作成しました。
それを引き下げ、今度は対面で打ち合わせをすることになりました。
|対価をいただくことに対しての葛藤
表参道での対面の打ち合わせでは、Zoomでの初回面談よりもっと深い課題やお困り事を聞かせていただきました。
具体的に私から提案できる資料を持参したからこそ、クライアントはもっと具体的に話をしてくださったんだと思います。
その話を、とにかく私は熱心に聴きました。
「聴いてくれる安心感」、まずそこが人間関係の始まりだと思っているからです。
そして、その後も何回かメールをやり取りし、見積書をお送りする段になったのですが、そこで私とクライアントさんとの間に、大きな齟齬が生まれてしまいました。
そのメールには
「この見積もり額、安すぎませんか?」
といった趣旨の内容が書かれていました。そしてその後にはクライアントさんからの要望がツラツラと、相変わらずの熱量で書かれていました。
読むとどうやら、私が思っているよりもっと深く、
「採用課題を解決してほしい」
「うちの会社の採用を成功に導いてほしい」
と思われていたようで、私の見積もりを見てEさんは、「あれ?この金額と内容、伝わっていないな」と思ってメールをしてきてくださったのです。
私は正直、「採用コンサル」から逃げていました。
- 採用コンサルはできるだろうけど、それで成果をもたらすことができるかどうかはわからない。
- 売ったことのないサービスを売るのは怖い
こんな理由から、クライアントが熱望するにも関わらず、私は「採用コンサルサービス」としての見積もりを作らず、当初、クライアントが話していた「中途採用用のシングルページ」の見積もりだけをして、クライアントに送付していたのです。
対してクライアントは
- 採用コンサルをしてほしい
- 採用サイトを中途採用も含めて、ユーザビリティに富んだ採用サイトにしたい
上記2点を達成し、「採用力を上ていきたい」というニーズが明確にあったのです。
「やばい。どうしよう。」
私は悩みました。
「コンサルをして成果を上げてもらう自信がない。」
「コンサルをするにしてもいくらにすればいいかわからない。」
そうやって悩んでいた時、
私はYouTubeで起業家マインドを発信している
唐仁原けいこさんと北原さんの発信を思い出しました。
好きなこととか売りたいものとか、そんなこだわりは捨てて、起業したての段階では「できることを売っていく」方が成果としては手っ取り早く、「自分のサービスで1000円でも2000円でも売り上げがあがった!」という経験や体感を重ねていくことが何より大事、という発信をしていることを思い出しました。
そうか、別にデザインにこだわらなくていいんだ。
私の経験が困っている人の役に立つんだったら、その対価でお金を頂いていいんだ。
私はハッとしました。
自信はないけど、別にそんなのは関係ない。
コンサルとしてやることをやって、クライアントさんが付いて来てくれさえすれば、成果は必ず上がる。上げれば別に問題ない。
挑戦しないと始まらない。
ようやく腹が括れた私は「採用コンサルティングサービス」の見積もりを作成し、クライアントに送付することができました。
この予定していなかったサービスをどうやって提供していったかについては、また他の記事に書きたいと思います!