彼を家から追い出して迎えた週末。ここで一つなぜ追い出したか。わたしが子どもを連れて出ていければよかったけれど、そこは現実を考え断念。仕事があるし、実家から保育園に連れて仕事に行くのは無理。ということで、追い出す形に。。

そして数日、いつもなら謝りの連絡があるのに連絡がないことを不思議に思いながらも、まさかこんなことになることは一ミクロも想像してなかった。

そして、週末が明けた月曜日、ついに彼からやってきたラインは、青天の霹靂とも言える、離婚宣告。美しい言葉でわたしのために「家族をおわりにしよう。」と書かれている。

加えて、子どもと犬はなぜか私が一人このまま育てることになっている。離婚を選ぶ理由に「嘘を治せないから」ともある。最初ラインを読んだ時は頭に沢山の❓が。誰のために離婚すると言ってるのか。まるで私のために離婚すると言ってるような文面。彼の真意を理解すべくラインをすると、、、既読スルー。こちらの気持ちはかき乱される中、ラインを読んでもなかなか返信してこない。家から追い出してしまった分、あって確認もできず、落ち着かない時間を過ごした。

そして離婚宣告から数日して返ってきた返信、結局は彼が離婚したいという意味だと理解。会って話さなくては、離婚は回避しなくては、そう思い話し合いの場を持つべくラインする。が、またも既読スルー。とても返事が遅い。。あまりに返信がないので、義理の母にも相談。実家に帰った彼からは離婚の話を聞いていた模様。話し合うよう伝えてくれるとのこと。

義母の助けもあり、離婚宣告から十日後、ようやく自宅で彼と話し合うことができた。子どものいない時間に二時間ほど話し合いをした。相手の思いに耳を傾け、彼が家族に必要であること、これからはお互いに時間を設けきちんと子どものことや仕事のことを共有し、理解し合うことで価値観の相違を克服したいことを伝えることに徹っした。

が、あくまで価値観が違うから、俺は精一杯頑張ってきたから、だから離婚の意思は変わらないと話す彼、そのまま子どもも犬も置いて彼はまた実家に帰っていった。