11月23日に無事にベルリンへと戻ってきており、その間の11月20日に29歳の誕生日を迎えました。

様々な方からお祝いのメッセージをいただき、facebook経由でも色々なコメントをありがとうございました。
誕生日当日はRolandとBexbach近くの街、Neunkirchenで2つのライブをたて続けに行っておりました。
全ての演奏が終了した後に、RolandにSaarbrückenにある橋本という鉄板焼きのお店に連れて行ってもらいました。ドイツに来てから1年と数ヶ月で、初めて「これぞ日本食!」というものを御馳走になりました。

Rolandとは、今月の16,17,18日にもまたSaarland地方で演奏してきます。こちらも楽しみです!

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本日6日はアーティスト(芸術家の方の意味で)のKlara Liと彼女のインプロコンサートに参加してきます。実は10月にも彼女のアトリエで一度コンサートを行っており、それに続いてのコンサートになります。前回もなかなか良かったので、今回もどうなるのか楽しみです。

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そして、先週はものすごく久しぶりにライブをたて続けに3本見てきました。
それぞれ順番に
-Jacob Karlzon 3 (Swedish Jazz)
-Jeff Lorber Fusion (West coast)
-Dean Brown Group (Funk/Groove)
と、括弧内のスタイルはざっくりですが、3つともスタイルの違うバンドでした。

Jacob KarlzonViktoria Tolstoyのバンドを通して日本にいた時から名前を知っていました。ピアノトリオのフォーマットという事も、コンテンポラリージャズをベースとした音楽性ということもあって、この3つのコンサートの中ではいちばん自分のスタイルに近いコンサートでした。
ニューアルバムのツアーとの事で、当然その中からの曲を中心に演奏していたのですが、案外リズムがロックでした!曲も音色もとても綺麗で期待した通りの素晴らしい世界でした。主観ですが、スウェディッシュ•ジャズは、他のヨーロッパのジャズと比較してみてもどこかノスタルジックですね。

Jeff Lorberは、バークリー時代にマスタークラスを受講したこともあるJimmy Haslip氏がベースとの事もあって、これは見に行かねば、と。
演奏終了後に話したのですが、ちゃんと僕のことも覚えていてくれて本当に嬉しいです。以前Yellowjacketsで来日した時にLandscapesのアルバムを渡していたのですが、その事もすぐに「あのCD良かったよ」と言ってくれて、有り難い限りです。
どんなバンドか予備知識が全くなく行ったのですが、これまた案外パワー全開な感じのバンドでした。みんなでイケイケな演奏をしてくれて、見ていてとても楽しかったです。

Dean Brownは、ベースが今をときめく(?)Hadrien Feraudなので、これは見に行かねば、と。
というわけで、このライブはもうほとんどベース•キッズ状態で彼のプレイに見入っておりました。案の定、もしかしたら見に来ているかなと思っていたRobertoとBjössiもいて、彼らと一緒に楽しみました。
YouTube等でHadrienの「超」超絶テクニックは知っていたのですが、実際にライブで見ると圧巻の一言。Matt Garrisonと並んで現代のテクニカル•ベーシストの頂点の彼と自分との共通点、差異等を確認しながら、色々と勉強になりました。
Robertoが彼と友達らしく、演奏終了後に話しもしました。ここで知り合いになれたので、次回Musik Messe等で会った時に「あぁ!」となるかもしれませんね。

どのライブもとても素晴らしく、とてもインスパイアされました。今、色々と作曲したい気分です。
とりあえずはベルリンに来てから未だに購入していないキーボードを買わなければ。笑



さてさて、最後になりましたが、
来年2012年の3月に一時帰国を予定しています。

まだフライトのチケットを予約していないので、はっきりとした日程は未定なのですが、既にブッキング済みの3月27日のライブが静岡であるので、何が何でも今回は帰国します。
だいたい1ヶ月くらいの帰国を予定しています。関西に行ったり、東京に行ったり、静岡に戻ったりと行ったり来たり、そしてその間にライブをやったりと色々とバタバタしそうですが、詳細が決まり次第、帰国中のライブのお知らせと共にこちらでも紹介します。