自分がどんな人間か思い出してしまった日
昨日、始めて行くお店に一人で行った。一人で初めての場所に行く時に思うのは「果たして辿り着けるのだろうか」これは一生変わらないのだと思う。そのお店は駅徒歩3分、有名デパートのすぐそばにあるらしい。有名デパートへの行き方は知っている。駅から有名デパートまでは徒歩1分弱。ならそのお店はデパートからも1分弱か強、ということになる。有名デパートから徒歩3分。なら予約20分前に有名デパートに到着していれば何とかなるだろう。徒歩3分のところに行くために20分前にランドマークに到着する?早すぎじゃない?それが普通の感想なのだろうが私にはこれくらいの余裕が必要なのだ。私にはGoogleマップが使えない。地図の読み方も分からなければナビの使い方も分からない。そうなると実際に歩いて目的地を探すより他ない。交番があれば堂々と道が聞けるのだが、辺りをざっと見渡しても交番はありそうもない。見知らぬ人に聞くという手段もあるが何だか気が引ける。有名デパートをぶらぶらした後、目的地へ向かった。予約の時間の20分前になったので移動を始めることにしたのだ。とりあえずGoogleマップを開いて目的地を入力する。ナビを開始してみる。南西に向かって300メートル南西ってなんなんだ。現在地から見て南西ってのはどうすれば分かるのだ。全く分からないが歩いてみる。この先100メートル先、Uターン…つまりこの道間違ってるのか?間違っている気しかしないので100メートル歩かずUターンする。方角と左右が混じるってどういうことだよ。最初から上下左右だけにしてくれよ。心の中で大きく舌打ちする。雨が降って気温が高くとてつもなく空気がベタベタしている。そのことが苛立ちにより拍車をかける。もうあっと言う間に10分が経過している。こんな場当たり的にうろうろしていたら予約の時間に間に合わない。とりあえず有名デパートに戻ろう。そう決めて歩き出す。顔も胸も背中も汗でビショビショになっている。そして何故だがこんな時に限っていつもはあるはずのハンドタオルがカバンにないのだ。小走りでコンビニに入りハンドタオルを購入する。汗を拭きながら何度見ても理解出来ないナビを開く。今自分が立っているところに青丸がついている。その青丸をハの字で囲むように青い放射線マークが放たれている。確かこのモードの時は放射線に背を向けると良いんじゃかったっけ。何がいいのか知らないけど前に人にそう教わったことを思い出す。地図を指で拡大すると番地や建物名が見えてくる。私はゆっくりその場で体を回転させた。なるほど、知り合いが放射線に背を向けるといい、と言ったのはこういうことか。ようやく地図のざっくりした使い方が分かったのはしかし予約5分前である。ものすごく近くにいるはずだが肝心のお店が見つからない。悩んだ挙句お店に電話をした。「予約している者です。すぐ近くにいるのですがお店が見つけられないんです」「近くに何が見えますか?」「居酒屋の☆☆屋です」「あー、その通りにとんこつラーメン屋ありません?並んでるとんこつラーメン屋」「???今のところ見えません」「はあ…他に何が見えます」「美容室☆☆が見えます」「その信号渡ったところなんですけど。ていうかGoogleマップで来れません?」「それが、なんだかGoogleマップ見てもよくわからないんですよね」「はあ?」「あ、見つけました!今行きます!」声を弾ませる演技をしたものの今の遣り取りですでに店に行く気は失せていた。しかし予約はとってしまってあるのだ。キャンセルするのも先ほどの遣り取りを思いだすとうんざりする。うんざりしながら店に入ると先ほどの店員さんが迎えてくれた。声で私と分かったのだろう。お店のすぐそばまで来ているがあと一歩のところで道がわからないことはよくある。そんな時は恥を忍んで電話をかけて道案内をしていただいている。今までこの方法で少なくとも表面上、先方に嫌がられたことはなかった。しかし今回はGoogleマップで来れませんか?とまで呆れた様子で言われてしまった。Googleマップで来れませんか?この言葉に氷のナイフで心臓を貫かれた気がした。先方の言い方こそ多少問題はあるが、Googleマップを使えない人間などこの世にはいないことになっているのだ。しかし私はGoogleマップが使えない。他人が当たり前に出来ることを自分は当たり前に出来ない。その事実が久しぶりに胸に重く沈殿した。店員さんと話していると、彼は特に嫌な喋り方をしていたわけではないことが分かった。少し独特な人で、だから先ほどのやりとりも気にすることはないと分かった。それでも何か胸がつかえているような気分だ。美味しいご飯をご馳走になり、そそくさと店を引き上げた。気にしなければいい。道が分からなくても大抵は人が教えてくれる。今日はイレギュラーだっただけ。帰りの地下鉄に乗りながらずっとそんなことを考えていた。いや、自分に言い聞かせていた。地下鉄の窓に映る私はごくごく普通の中年女性で、きっと周りの乗客も私がGoogleマップを使えないなどとは思いもしないだろう。結局、その何とも言えない思いを断ち切れたのはその晩布団に入る頃だった。夢を見ませんように。今日はどんな夢も見ずにゆっくり眠れますように。抱き枕代わりになっているクマを抱きしめると電気を消した。私が流した一筋の涙は誰にも気づかれないまま枕に染み込む。この涙が蒸発する頃にはきっと私は穏やかな眠りの中だ。そう信じて目を閉じた。ドライカラークルーネックTシャツUNIQLOネットで売り切れてんの?明日店舗で3枚目買う。3Dバレルジーンズ ULGU最近これ好きすぎ。【最大30%OFFクーポン!マラソン限定】布団カバーセット 寝具カバーセット 洗いざらし シワ加工 水洗い やわらか 掛け布団カバー ボックスシーツ 枕カバー 吸水速乾 丸洗いOK 肌に優しい 洗える 無地 シンプル オールシーズン 3点セット 4点セット楽天市場ナイス生地ー【第2類医薬品】命の母A 840錠 ×2Amazon(アマゾン)6,574円これはもう外せねえM・A・C マック ラスター ガラス シアーシャイン リップスティック リップ 口紅 リップカラー MAC ギフト【送料無料】 | カラーリップ リップメイク 潤う 落ちない 落ちない口紅 落ちにくい ツヤ 赤茶 茶色 オイル楽天市場明日紫の買う