胡蝶蘭 | noriの植物日記

noriの植物日記

日ごとに増え続ける植物との日々を気ままに綴ってます。

先日の話、次の日に休みを控え、たとえ残業で帰りが遅かろうとそんなことはどうでもいいウキウキ気分の中、帰宅がてら某ホームセンターに立ち寄ったところ、つい一週間ほど前には無かった植物が所狭しと並んで売り出されていました。
たしか世の中は3連休で羨ましい限りですが、わたくしは1日のみのお休み。
そんな貴重な休みを植物の世話に費やし、日頃のストレスを植物に癒されようと立ち寄ってみた訳です。

この3連休に加え、夏物の植物の在庫一掃バーゲンセール&秋の入り口という時期での秋物新入荷セールといったところでしょうか。
駐車場にテントを張ってまでの大々的なセールが行われていた模様。

ところが、夕暮れ時の、もはや閉店も間もない時間に立ち寄った為、テントはあれど、すでにセールは終わったようで閑散とした様子。

あちこちに貼り出された広告を尻目に、仕方なく店内の方でも覗いてやるかと店内に入ると、店内も相当量の植物入れ替えが行われており、今まで目にしなかった植物がズラリと並んでました。

敬老の日を名目に、盆栽をはじめ、秋の植物の鉢植えやら観葉植物やらが、これでもかというぐらい並んでおりました。

そんななか、一際目につくコーナーが。
敬老の日の贈り物に是非どうぞと言わんばかりにたくさんの胡蝶蘭が。

胡蝶蘭と言えば、まず第一に浮かぶのが高級であるという事。
そして世話が超難しかろうという事です。
何よりあの宙ぶらりんな姿が扱い辛さも相まって、とても購入意欲が湧いてこない。

ところがなぜか、この時に限って急になぜか育てたい願望が湧いてしまい、さらっと眺めたところ、値下げして500円の鉢がポツンと。
花が散り、茎だけがダランと垂れ下がったその姿はもはや胡蝶蘭という植物とは程遠く、燃え尽きた線香花火のようで、強烈な寂しさを醸し出しておりました。

この500円という破格の値段とこの鉢に対しての同情も相まって、その他数点の植物と一緒に遂に胡蝶蘭の購入を決意。

とりあえず帰宅後、根っこの状態も見たかったため、さっそく鉢から取り出して、水苔をすべて剥ぎ取り根っこをむき出しに。

根っこはほぼほぼ元気な状態で、わずかながらに傷んだところをカットした程度。
再度新しい水苔で丁寧に包み込み、一回り大きな鉢に植え替えて終了。

今後の成長を期待しつつそっと窓際に…。