ちょうど1ヶ月ぐらい前、外付けハードディスクであるWestern Digital製「My Book Studio Edition」のことをパソコンが認識しなくなったことから事は始まる。恐らく、落下による物理損傷であることは予想できたが、何しろ初体験なもので、どうしてよいかわからなかった。

直ぐにGoogleで調べたところ、どうやらこの修理業界はボッタクリも多いとのこと。正直ビクビクしながら、石川県で「リカバリーサービス」を運営する「アイピーブリッジ」という業者に頼んだ。

あちら側への到着確認や、検査時間がかかりそうということまで細かく電話をしてくれた。ただ「重度の物理障害と見られ、こちらではデータ復旧できません。」と最終的に言われた。復旧ができなかったということで、送料、包装のみの値段で1650円を着払いで代引きされた。

これでは自分としては納得できなかったので2件目に挑む。次にデータ復旧を依頼したのが、福井県の「相ライト・パソコン修理センター」という所。先の1件目、今回の2件目もそうだが、業者を調べてみると、北陸地方にばかり会社、工場がある。これはなぜだろうか。今回は一切関係ないが、「DMM」も北陸中心に活動しているし、疑問に思った。今度機会があったら調べてみる。さて本題に戻るが、業務の効率化という観点(当社談)で電話での応対ではなく、ほとんどがメール連絡であることなど、システム化されていた。結果は「重度の物理障害と見られ、クリーンルームでの分解復旧をすると容量は1TBですので見積もりは198000円です」とのこと。これぐらいの値段は予想していたのにも関わらず、実際に言われるとビックリしてしまった。大事な写真や書類があったので、10万円までは出すことはできたが、さすがに20万円近くも出せないのでキャンセルを頼んだ。キャンセル料3150円はかかってしまうが、ある意味自分で納得できたのでこれにて現時点でのデータ復旧は諦めることができた。(現時点であるだけで、詳しくは下に続く。)

HDD自体は保証期間内であるので新品に交換できるが、敢えて本体は自宅で保存しておくことにする。技術の進歩と共に、修理費用も安くなっているので、あと30年やそこらで格段に安くなるのではと考える。勿論FlashSSDなどに移行してくのだと思うが、HDDの基幹技術はまだ残っていくと思うので、将来安くなった時に、データ復旧を頼む事にする。自分が通う大学にはクリーンルームがあるので、HDDを研究している研究室の人と仲良くなって修理をしてもらうのもいいかもしれない。

これを読んでくださっている方で、自分はHDDから安くデータ復旧することができる、またはそんな業者を知っているという方はメールを下さるとありがたいです。mail⇒info@spazions.com

みなさんも大事なデータはバックアップをして、それのバックアップまでしっかりしておくと安心です。

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