豚インフルエンザが世界中で蔓延していて大騒ぎになっているが、メディアがあまり取り上げないので、ここで敢えて述べさせてもらう。

まず、名称問題について。最初は報道各社が「豚インフルエンザ」と報道をしていたのに、途中から「H1N1」を名を変えた。これは、WHO(世界保健機関)が名称の変更を行ったことが理由だが、ではなぜ変えなければならなかったのか。WHOの発表は、今回のインフルエンザが豚由来であることが100%確定できないことや、人から人への感染に移行しているためだとしている。しかし、同時に見なくてはいけないのが、南北アメリカの豚肉業者から圧力がかかったことである。勿論、豚肉業者が被害を受けるのはわかる。しかし、アジアで蔓延していた鳥インフルエンザの場合はどうだったか。鶏肉業者は悲鳴をあげたが、そのまま鳥インフルエンザとして扱われた。そこに、アジア地区を軽視する姿勢が見られる様な気がする。

次に死者の数について。人間に危害を加えるウイルスであり、十分な対策がなされるべきだと思うが、よくよく調べてみると、日本では季節性インフルエンザでの死者が毎年約1万人だそうだ。人間の命を単純に数で比較するのは、非常に不謹慎であるが、豚インフルエンザで亡くなっている人の数が確定しているだけでも世界中で100人未満というのは、そこまで危険ではないのではないか。裏を返せば、よく対策がなされていると言っても過言ではないと思う。それにしても日本でのインフルエンザでの死者数がここまで多いとは思ってもいなかった。これからは病気を甘く考えないで、早く治すように心がけよう。

上記と関連する話だが、ここまでウイルスに対して、危機感を募らせておきながら、一方毎年自ら命を経ってしまう人が3万人以上いるということもしっかり政府は向き合い、同等若しくはそれ以上の対策をしなくてはいけない。また、先進国で、やれウイルスだと叫んでいながら、アフリカでは未だに多くの菌によって若くして亡くなっていることも、心にしまいながら、インフルエンザの報道に耳を傾けるべきだと思う。


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