以前このブログでも紹介し、友達との会話では何度も熱弁させてもらった実験装置「大型ハドロン衝突型加速器 (Large Hadron Collider、略称 LHC)」。これを知ったのは一昨年でありますが、それ以来、何もニュースがなく、実験が中止に終わったかと半ば諦めていたところ、2008年9月10日に稼働開始という知らせが入ってきました。まさに今、興奮の真っ最中です。

実験では高速移動する陽子と他方の陽子を衝突させ、小型のブラックホールを作り、新たな5次元目を見つけることが期待されています。これはなぜ質量が存在するのか、またなぜ重力は存在するのかという大変興味深い事柄について答えを出す糸口になるようです。アインシュタイン以来の大発見が今まさに始まろうとしています。多分21世紀以降の常識になるであろうと思われ、人類の発展の為に不可欠になるでしょう。

しかし心配しているのが一部のアメリカの科学者が、上記の通り、ブラックホールを発生させると巨大化した場合、地球ごと飲み込まれるのではと考え実験の中止を提訴していることです。これが実際に起こってしまっては、人類が発展させてきた科学で人類を消滅に導くかもしれません。恐らくその確率はほぼゼロに近いと思われますが、ゼロでは無い限りなんとも言えません。

ただ今から行われようとしていることが、とんでもないくらい重要なことを人類が知る事になると思うとワクワクしてたまりません\(^o^)/。