某首相は『美しい国』と題して政策を掲げてきたが,年金問題,強行採決等最近の政治をみていると首を傾げるばかりである。結局具体性が国民には伝わらずに終わった感がある。なぜ終わったかという表現を使ったかというと,諸事があった後,この言葉が本人の口から殆ど消えた気がするからだ。マスコミ等も以前に比べ取り上げなくなった様だ。しかし『次の首相にふさわしいのは?』と聞かれたら答えるのは難しい。
本当の改革をするには極論として国自体を民営化すべきではないかと思うのだが,首相公選制が今の状態に適していると思う。三権分立をうまく機能させるには必要ではないか。もっとも国自体が政治をしっかりとできるのであればこんな議論の必要性は小さいと思うが…。