仙台の観光というと,『牛タン』『伊達政宗』などかなり限定されたものになっている気がします。宮崎県の活性化によって宮城県の存在も薄くなってしまっているし…。
街も国際化がまだまだ不十分で外国の人を呼び込むのは難しいと思います。それらの整備をすると共に,新たに観光拠点,物品をつくり全国にPRする必要性があるのではないでしょうか。これはバブル期のように新しく造るのではなく既存の施設をもっと有効活用するべきだという趣旨です。青葉通に行けば高級品が帰る,広瀬通は少しカジュアルな感じなど仙台の大通りごとに企業・店舗の勧誘を分けブランド力を向上させればよいと思います。
次に松島,石巻,山形をもっと活かすべきだと思います。松島,石巻に行く人の殆どが仙台を経由して行く可能性があります。そのために今まで以上に連携して全国に共同でPRすべきです。また山形と仙台は県庁所在地同士が隣接するという全国でも珍しい地形です。仙山線の機能強化,仙台に本社をおく会社の山形支社創設等,広域的な連携をすればよいと思います。こちらはすでに両県から方針として打ち出されていますが,市同士の連携,PRはまだまだです。
上記の両者に共通するのは,一つの市で行動のではなく,共同でやらないといけないということです。なぜなら単独では首都圏など他の地域には何のインパクトも与えないからです。

仙台の観光改革が進みより発展することを願っています。