私の居住地域は「多摩川とその支流」に囲まれた、ハザードマップで浸水3m超の地域だ。


1級河川という事もあり治水は整備されているが、そこは暴れ川・・私の記憶だけでも数度の氾濫を繰り返している。



たまたま「狛江」や「二子玉川」だったり「調布」だったりしていて、私の地域の30年間は無事に過ごせている。




昔は畑や田んぼの中に農家が点在していた土地も、今や建物がビッシリと立て込んでいる。


その中で3mには対応は無理だが、現実的な対処としてのオーナーの考え方が良く見えて来る。


相対的な立地で各戸の条件も異なり、実に様々な考えがあるものだ。


被災確率や費用対効果もあり、どれが良いとは軽々に言えないが、ざっくりとご紹介する。




0m・対処せずほぼフラットに

【絶えず人が出入りする商業施設では、日常の使い易さを優先するのは分かる。浸水したらその時次第、保険もある】


コンビニは原則フラット↓

ドラッグストアももちろんフラット↓

テナントだとビル側の方針次第で少しup↓



約10cm・気休め程度

【激しい水流によっては無いようなもの】


昔の換気口タイプの住宅↓


個人美容室入口、豪雨時は道路排水次第↓



約30cm・最近の標準的な住宅

【標準基礎(特に対策なし)は全体の4割くらい】


最近のパッキン式通気口工法↓


建て売り住宅に多い。3階建の1階は車庫や玄関で、復旧は容易との判断か。↓


約40〜60cm/住宅・共同住宅

【①高基礎にする、②昔の盛り土の上に標準的に建てる、のいづれかになるが当地域では最も多い事例で、6割弱くらいは何らかの対策有り】


①20cmプラスの高基礎で50cmの浸水迄はOK↓


②元々の敷地盛り土30cmの上に標準的に建てた↓
30+30=60cmはかなり安心

60cm以上/住宅・共同住宅

【かなり少ないが頑張っている数例、このくらいになると逆に日常のバリアフリーとの兼ね合いは難しい】



コンクリート部分で約80cmupくらいの共同住宅↓

コンクリート部分で約1mくらいの2階建住宅↓


1m以上に耐するとなると、ピロティやRC造などで本格的に耐水化を計る必要があるが、費用対効果面で一般的には難しい。


又、別のアプローチとして床上浸水覚悟で、復旧し易くする準耐水化の方法も考えられる。


一つとして同じ条件の土地は無いので、リスクを熟慮した判断が必要になる。






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