失敗するとすぐ怒鳴る上司がいますが、アレは全く良いことはありません。断言します。
なぜかと言うと、
・まず、失敗したことを叱っては、チャレンジしなくなる。
・親に怒鳴られて育った人は、萎縮してしまう。
・怒ってばかりいると、言われたことしかやらなくなる。
すぐに思いつく範囲だけでも、これだけある。
こういうこと言い出すと、
古い時代の人間は、「なーに甘いこと言ってんだ!」って言うかも知れないが、じゃあ、怒鳴るメリットってあげてみてくださいよ。
精神論とか経験論じゃなくて、ロジカルに。
出来ないのには理由があり、失敗するのにもワケがある。
とは言え、同じ失敗を何度も繰り返すのは会社にとっても損失なので、改善を求めるのは当たり前だが、あくまで本人が前向きに努力してくれることが前提だからさ。
それに、もう2つ。
日本人は、失敗を怖がりすぎ。
失敗したら、何が起こるか?
・・・
経験が増えるだけです。
「失敗したから、わかったことが増えた」という貴重な経験が。
シリコンバレーでは、失敗した経験がある起業家こそ評価される文化と風土がある。
それが、チャレンジ精神を育てイノベーションの源泉になっていると考える。
だから、絶対に「失敗したこと」に対して、叱ってはいかんのです。本人がそう誤解するような叱り方もね。
部下に敢えて失敗させるのも、上司の仕事。
たかが何回か失敗しただけで、
グダグダ言うんじゃねぇよ。
それと、もう1つ。
怒鳴らなくても、
相手をコントロールするコミュニケーション力が無いだけじゃね?
と思うんです。
相手が行動を変えるのは、腑に落ちるからです。
腑に落ちるためには、
論理的に説明したり、モチベーションを刺激したりして、行動するための感情にスイッチを入れれば良いだけのこと。
逆に、すぐ感情的に怒るヤツは、
感情のコントロールが出来ない単なるコドモだよ。
ビジネスは、大人のやるもの。
コドモは、ビジネスの世界では決して成功出来ない。
だからと言って、叱ることを全て否定するわけではない。
その部下の「行動」を叱るのが重要で、
「人格」を無視した発言は、単なるパワハラだよ。
罪を憎んで、人を憎まず。
じゃないけどさ、とにかく、叱る前提には愛情がないとね。
それが出来ないヤツは、マネージャーや経営者なんて、やっちゃいかんよ。
皆さまは、どう思いますか?
皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m
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