さて、
本日はソーシャルメディア時代のパーソナルブランディングの教科書をご紹介致します。
どのタイミングでアップするか迷っていたのですが、最近また新たな気づきもあり、新しい人脈も獲得してこの本に書いてあることもある程度実証出来たので、書評を書かせて頂くこととします。
Me2.0はWeb2.0を文字った造語ですが、概念はほぼWeb2.0と同じく個人が主体的に発信するコミュニケーションスタイルです。
今までブランディングは企業の専売特許でしたが、昨今はパーソナルブランディングという考え方も一般的になりつつあります。
実際、日本でも会社の名刺の他にも個人の名刺を持って活動していらっしゃる方も増えて来ていますよね。
著者は、若干20代前半でパーソナルブランディングに成功して、財産と地位を築き上げたダン.ショーベル氏です。
それでは、彼が若くして成功したパーソナルブランディングの秘訣について、解説して参ります。
▪️Me2.0の時代
1. 「あなた」というブランド
「商品を買うということは、その商品のブランドを買うということだ」
例えば、iPhoneを買う時にAppleというブランドイメージを自分なりに作り、それを支持するか決めます。
ブランドを意識して買うことは無くとも、商品はブランドイメージを作ります。
つまり、iPhoneを買うということは、Appleというブランドを買うのと同義です。
例え、消費者が意識しないとしても。
これを個人に置き換えると、
中々今までのSNSとは勝手が違うのでハードルが高いと感じる方が多いようですが、出来ることのポテンシャルはmixiを遥かに凌ぎます。
アプリケーションもアドオン出来るので、とても拡張性が高いソーシャルメディアです。
元々は、アメリカの大学での交流が目的で作られたものが全世界に広がった、とても勢いのあるサービスですね。
アメリカでは、採用担当者の殆どが応募者のFacebookを見て採用の参考にするそうです。
ヘタなことは書けないというデメリットもありますが、効果的にパーソナルブランディングを支援してくれるツールと捉えることも出来ますよね。
中々イメージが湧かないかも知れませんが、
「個人のブランディング戦略をFacebookを使って行う」ということです。
Facebookを企業のHPと同じと捉えると、分かりやすいでしょう。
企業と同じような論理で、個人も差別化を図ることが出来るのです。
▪️思い通りのキャリアを作る4ステップ
1. 自分ブランドを見つける
2. 自分ブランドを作る
3. 自分ブランドを伝える
4. 自分ブランドを管理する
要は、自分自身を一つのブランドとして意識して、企業のようにブランドイメージを管理していきましょう、それによって自分の思い通りのキャリアが手に入りますよ、ということです。
そのためにはマーケティングについて勉強する必要がありますが、大丈夫。
それについても、簡単に要点をまとめてくれていますので、本書をご参照ください。
一つだけ注意点があるとすれば、自分を積極的に変えたい、と考える方でないと意味が分からないと思います。
何故なら、積極的に自分のキャリアについて考えることは、既に起業家と同じような視点を持つことだからです。
現状維持を望み、与えられた仕事をこなすことしか興味の無い方は、是非とも手に取らないことをお勧めします(^-^)
少しでも、現状の自分に満足していなくて、具体的に行動を起こす準備のある方だけ読んで頂ければと思います。
他にも、自分をどのようにブランディングしていくべきか、現状分析から成功事例までご紹介していますので、未来の成功イメージを構築する良い手助けになるでしょう。
(追記: 2015年4月21日)
個の時代を力強く生きていく勇気のある方は、是非ともこれを読んで自分ブランドを磨いて頂きたいと思います。
どのタイミングでアップするか迷っていたのですが、最近また新たな気づきもあり、新しい人脈も獲得してこの本に書いてあることもある程度実証出来たので、書評を書かせて頂くこととします。
Me2.0はWeb2.0を文字った造語ですが、概念はほぼWeb2.0と同じく個人が主体的に発信するコミュニケーションスタイルです。
今までブランディングは企業の専売特許でしたが、昨今はパーソナルブランディングという考え方も一般的になりつつあります。
実際、日本でも会社の名刺の他にも個人の名刺を持って活動していらっしゃる方も増えて来ていますよね。
著者は、若干20代前半でパーソナルブランディングに成功して、財産と地位を築き上げたダン.ショーベル氏です。
それでは、彼が若くして成功したパーソナルブランディングの秘訣について、解説して参ります。
▪️Me2.0の時代
1. 「あなた」というブランド
「商品を買うということは、その商品のブランドを買うということだ」
例えば、iPhoneを買う時にAppleというブランドイメージを自分なりに作り、それを支持するか決めます。
ブランドを意識して買うことは無くとも、商品はブランドイメージを作ります。
つまり、iPhoneを買うということは、Appleというブランドを買うのと同義です。
例え、消費者が意識しないとしても。
これを個人に置き換えると、
商品=他人から見た自分のイメージ、ということになります。
つまり、社会で生きて行くということは、自分という商品を売ることと同じですね。
これからは個人の時代。
会社などの組織に依存せず、自分というブランドを確立していこう!という考え方です。
実際、会社を離れても活躍する人は、個人のブランディング戦略に成功している人だと言えるでしょう。
2. 職場を牽引するY世代
Y世代 とは、1975年以降に生まれた若い世代の総称です。
因みに、私もギリギリY世代に入ります(^_^)
我々Y世代の強みは、新しいテクノロジーへの抵抗が無いこと。
X世代が苦手とするITツールを、一般ユーザーでも苦も無く使うことが出来ます。
日本では、「携帯世代」とも被りますね。
つまり、mixiやyoutubeなどは日常的に使用する人口が多く、ネットとリアルの出会いの垣根が低いのが特徴です。
それでも、日本では匿名性を好み、独立していなければ中々実名を使う人が少ないのも事実ですが、10代は実名の公表にも特に抵抗感が少ないようです。
これからは、テクノロジーの進化に伴い学習や仕事の仕方も変わっていくでしょう。
その中心になるのは、我々Y世代です。
3. 自分のキャリアの指揮官になれ
今までの時代は、企業の募集要項を読んで応募するのが一般的で、企業側からのアクションは精々青田買いとヘッドハンティングくらいでした。
しかし、これからは積極的に企業へ自分を売り込む時代になる、と著者は分析しています。
アメリカでは、リクナビのような人材ポータルサイトに何十万人という膨大な数の人が登録していますので、その中から自分を選んでもらうのは不可能に等しい。
日本でも、首都圏では似たような状況ですよね。
何れにせよ、登録するだけで満足して人材コーディネータの連絡を待つというのは、賢いやり方とは言えません。
今までも積極的に企業へアプローチする人はいましたが、ソーシャルメディアの発達によって、比較的それが容易になっているのです。
それについては、次項で具体的に説明します。
4. ネットはパーソナルブランディング最大の武器
彼が推奨しているソーシャルメディアは、Facebookです。
全世界で最大の会員数を誇るSNSで、最近日本でも注目を集めていますよね。
つまり、社会で生きて行くということは、自分という商品を売ることと同じですね。
これからは個人の時代。
会社などの組織に依存せず、自分というブランドを確立していこう!という考え方です。
実際、会社を離れても活躍する人は、個人のブランディング戦略に成功している人だと言えるでしょう。
2. 職場を牽引するY世代
Y世代 とは、1975年以降に生まれた若い世代の総称です。
因みに、私もギリギリY世代に入ります(^_^)
我々Y世代の強みは、新しいテクノロジーへの抵抗が無いこと。
X世代が苦手とするITツールを、一般ユーザーでも苦も無く使うことが出来ます。
日本では、「携帯世代」とも被りますね。
つまり、mixiやyoutubeなどは日常的に使用する人口が多く、ネットとリアルの出会いの垣根が低いのが特徴です。
それでも、日本では匿名性を好み、独立していなければ中々実名を使う人が少ないのも事実ですが、10代は実名の公表にも特に抵抗感が少ないようです。
これからは、テクノロジーの進化に伴い学習や仕事の仕方も変わっていくでしょう。
その中心になるのは、我々Y世代です。
3. 自分のキャリアの指揮官になれ
今までの時代は、企業の募集要項を読んで応募するのが一般的で、企業側からのアクションは精々青田買いとヘッドハンティングくらいでした。
しかし、これからは積極的に企業へ自分を売り込む時代になる、と著者は分析しています。
アメリカでは、リクナビのような人材ポータルサイトに何十万人という膨大な数の人が登録していますので、その中から自分を選んでもらうのは不可能に等しい。
日本でも、首都圏では似たような状況ですよね。
何れにせよ、登録するだけで満足して人材コーディネータの連絡を待つというのは、賢いやり方とは言えません。
今までも積極的に企業へアプローチする人はいましたが、ソーシャルメディアの発達によって、比較的それが容易になっているのです。
それについては、次項で具体的に説明します。
4. ネットはパーソナルブランディング最大の武器
彼が推奨しているソーシャルメディアは、Facebookです。
全世界で最大の会員数を誇るSNSで、最近日本でも注目を集めていますよね。
中々今までのSNSとは勝手が違うのでハードルが高いと感じる方が多いようですが、出来ることのポテンシャルはmixiを遥かに凌ぎます。
アプリケーションもアドオン出来るので、とても拡張性が高いソーシャルメディアです。
元々は、アメリカの大学での交流が目的で作られたものが全世界に広がった、とても勢いのあるサービスですね。
アメリカでは、採用担当者の殆どが応募者のFacebookを見て採用の参考にするそうです。
ヘタなことは書けないというデメリットもありますが、効果的にパーソナルブランディングを支援してくれるツールと捉えることも出来ますよね。
中々イメージが湧かないかも知れませんが、
「個人のブランディング戦略をFacebookを使って行う」ということです。
Facebookを企業のHPと同じと捉えると、分かりやすいでしょう。
企業と同じような論理で、個人も差別化を図ることが出来るのです。
▪️思い通りのキャリアを作る4ステップ
1. 自分ブランドを見つける
2. 自分ブランドを作る
3. 自分ブランドを伝える
4. 自分ブランドを管理する
要は、自分自身を一つのブランドとして意識して、企業のようにブランドイメージを管理していきましょう、それによって自分の思い通りのキャリアが手に入りますよ、ということです。
そのためにはマーケティングについて勉強する必要がありますが、大丈夫。
それについても、簡単に要点をまとめてくれていますので、本書をご参照ください。
一つだけ注意点があるとすれば、自分を積極的に変えたい、と考える方でないと意味が分からないと思います。
何故なら、積極的に自分のキャリアについて考えることは、既に起業家と同じような視点を持つことだからです。
現状維持を望み、与えられた仕事をこなすことしか興味の無い方は、是非とも手に取らないことをお勧めします(^-^)
少しでも、現状の自分に満足していなくて、具体的に行動を起こす準備のある方だけ読んで頂ければと思います。
他にも、自分をどのようにブランディングしていくべきか、現状分析から成功事例までご紹介していますので、未来の成功イメージを構築する良い手助けになるでしょう。
(追記: 2015年4月21日)
この書評を書いてから、約5年経ちました。
この時点ではFacebookは日本で流行り始めたばかりでした。
当時も、「これは流行るなー」と思ったので、先行して研究をし、実際にFacebookを通じて、ネット⇄リアルの出会いで人脈を広げていました。
今や、Facebookも個人ブランディングも、当時よりも当たり前になりました。
今年は本格的に個の時代に突入すると言われています。
今年は本格的に個の時代に突入すると言われています。
YouTuberという肩書きの人も現れ、動画マーケティングは益々盛んになってますよね(^-^)
個の時代を力強く生きていく勇気のある方は、是非ともこれを読んで自分ブランドを磨いて頂きたいと思います。
(追記: 2017年7月21日)
無料メールセミナーで本書評を紹介することになり、改めて内容を精査しました。
僕自身も、会社が大きくなり始め、
個人としても書籍の出版が決まるなど、パーソナルブランド戦略に基づいて、会社の売上にもつながるブランド管理が、かなり出来るようになって来た手応えがあります。
この本に書いてあることが、「現実化」したことを、ご報告させて頂きます(^ ^)
だいぶ前の本になりましたが、このコンセプトは益々日本でも主流になっていくでしょう。