台風1号の影響で、私の住んでいる地域では、朝から大雨警報が発表されています。天候の回復が見込めないので、公立小学校は臨時休校になると思います。

学校に勤めていたときは、天候や気象情報にいつもアンテナを張っていました。

数年前、前夜の大雪のため道路が凍結していました。

バスが動いていなかったので、自宅から駅まで１時間かけて歩きましたが、その道中、バイクが転倒し、後ろから来た車が危うく衝突しそうでした。

それを見た瞬間、臨時休校を決めました。

学校教育法施行規則第63条第1項には「非常変災に校長が行う臨時休業」について以下のように定められています。

◆非常変災その他急迫の事情があるときは、校長は、臨時に授業を行わないことができる。この場合において、公立小学校についてはこの旨を当該学校を設置する地方公共団体の教育委員会に報告しなければならない。◆

この法律に基づき、臨時休校というアナウンスを、自分のスマホから連絡ツールアプリを使って保護者の皆さんにその場で行いました。

早朝のため教育委員会とは連絡がとれませんでした。臨時休校するという報告は事後に行いました。

この日、とても役だったのがTwitterやLINE等のSNSです。SNSで様々な情報を得ることができ、緊急時のSNSの有用性を実感しました。

東日本大震災で特徴的だったことの1つとして、被害状況や避難情報などの情報伝達において、新聞・テレビ・ラジオなどのマスメディアに加えて、SNSが情報伝達のツールとして一定の役割を果たしたということが挙げられています。