それゆえ、道具と材料は既に持っていたのでした


手に入れたのは、

何度めかの長期中国天津出張の時です。

古文化街で中国茶を買ったり骨董屋を冷やかしたりが、休日の楽しみでした。

当然、文房四宝(筆、墨、硯、紙)好きの私は、書道具の店も度々覗き、色々手に入れていました。


そこで目にしたのが、篆刻の道具と材料でした。

何だか不意に興味が湧き、購入することにしました。

その時買ったのが、これらです。



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印材

石の種類は判りませんが、練習用にと買ったものなんで大したものではありません。

一応、木製のものも買ってますねぇ。



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印床

印を彫るとき、印材を挟んで動かないようにする道具です。



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こんな風にセットして使います。

ガジェット好きな私、これを使いたいが為、道具を揃えたんでしょうと言われれば、素直に頷くしかありません。



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印刀

篆刻(てんこく)には、印材を彫るための刀が不可欠です。

それが印刀(いんとう)。

別名を鉄筆と呼びます。

書道で言えば筆の役目を果たす印刀。

篆刻では非常に大事な役割を果たします。


版画なんかの木を彫るものに比べ、

かなりゴツくできています。


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ケースの裏には、

ハンコ用の石や有機ガラス用なんで、くれぐれも玉、陶磁、水晶なんかの硬いものに使っちゃダメよ、って注意書きがありました。

はい分かりました。


・・・でも、製造元は成都のなのに何で「簡体字」じゃなくて「繁体字」なんでしょうかね。

当時は大陸よりも、台湾・香港がメインターゲットだったのかなぁ。


昨日の『青空篆刻教室』を切っ掛けに、いよいよ始めるとしましょうか