米朝と枝雀





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市民図書館に、桂米朝さんと桂枝雀さんのそれぞれの全集のDVDが有るのですが、お二人ともさすがの大人気で、好きな時に好きな物を借りる事なんて、出来ないのです。


いつもは、棚にあれば、即貸出して、それを楽しんでいた訳なのです。

先日、たまたま、お二人の『こぶ弁慶』が揃って借りる事が出来たので、師弟聴き比べをば、行ってみたのでした。




噺は、旅の途中で『土』を食べるのが好きな男が、古い旅館の壁土を食べたところ、右肩にこぶができ、それが弁慶の頭になり、大暴れすると言う、荒唐無稽な噺です。



師匠の米朝さんより枝雀さんに稽古している事は明らかでした。


しかし、登場するキャラクターの性格など、演者によってかなり異なっており、細部も枝雀さんの工夫が随所にあって・・・・



結論。


この二人を、聴き比べて、どないすんねん。


ただ、たのしむべし。


当たり前の結論でした。







枝雀さんの没後10年の追悼イベントいろいろあるみたいですけど、福山に居てはどれにも参加できない、スビィバセンネェ