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   2005年の上海肉骨茶(バクテー)




と、風景を眺めて、愚考に耽ってたところで腹が、減るときには減る。

さぁ、肉骨茶(バクテー)を食べに行こう。

そうです、2005年初めて上海に来たとき、1番ビックリし、嬉しかったのが中国出向で丸2年御無沙汰の肉骨茶が上海にあり、それがまごうこと事なき、本格黒肉骨茶であったことであります。

セットされている、烏龍茶も福建産のお安い物で、いやまあ、駐在の長かった、マレーシアはコタバル(東海岸)のそれよりも正統、元祖、本家、本元の物でありました。

何故、本物か否か判るかといいますれば、人生初の出向地、マレーシアはシャーアラム(西海岸)のとなり街・ケランで肉骨茶の発祥の店を知っておるからであります。

ちなみに、私、肉骨茶は、マレーシア、シンガポール、タイ、日本(自作)、中国の5カ国で食しております。

どうだぁ。(て、なにが?)

場所はといえば、福州路。福州路の路地を入った本屋の並びに・・・ ・ ・ ・  ・   ・

ない、えっ?

ウェーン、無くなってる。

看板が無くなってる。

店が無くなってる。

悲しい、寂しい、残念。
                              
んもう、仕方ない。

向かいの日本料理屋へ・ ・ ・ 

ここも、ここも無くなってる。

あ~あっ。

時は移ろい、街の変遷は容赦なく、昔日の面影を求めても全てはうたかた。

ごほん、ここで無常観に浸っても腹は満たされぬゆえ、モウ一軒の、近くの日本料理屋へ。

ちゃんぽんセット、味噌串カツ、ビール1本(サントリー)で 98元。

中国での普通レベル日本食。

南京東路を散歩、散策。さすがに人が多いぞ。

その分、偽物ブランド売りもじゃんじゃん寄ってくるぞ。

もーっ、メンドクサイなぁ。

偽物なんか、もう、いらんのじゃ。


*肉骨茶(バクテー)とは骨付きの豚肉を中華香辛料で煮込んだ料理。

マレーシアに出稼ぎに行ってた、福建省出身・中国系華僑港湾労働者用の料理が起源。

オリジナルの黒(醤油)とシンガポールバージョンの白(塩と白コショウ)がある。

どちらも、ウマイ。