あと一週間!
今日、最後の変更をした。
もう、これが最後。最後の課題。
もうこれは飛ぶしかない。
その場所に、何を、何のためにつくるのか
言葉は簡単なのに、すごく難しい。
でもやらなければ!ファイトファイト、オー(古)!
みせかた
芸術ってむずかしい。
横浜を歩いた数日前。
山下公園付近では、日曜画家のみなさんが絵を描いていらっしゃる。みんなとても上手で、感動しきりだった。
でも少し考えてしまったことがある。
うまくは言えませんが、また駄文になります。
いろんな絵があった。
いろんな人と話しているうちに思った。
「上手い絵」っていうのは、ほめ言葉ではあっても、感動したときの感想じゃないのではないか。
本当に感動する絵は、「良い絵」だった。
同じことをある人にも言われたことがあって、技術を見せるんじゃなくて、魅せ方なんだよっていう言葉。
日曜画家さんたちと話していて、絵を拝見していて、あらためて身にしみました。
技術を磨くのは、あくまでも競争の世界でのトレーニングであって、それが目的じゃないんだなーということを。
だからこそ、技術を学んだ「魅せ方屋さん」が、最高なんだろうな。
とはいえ、技術さえもない私は、まだまだあまあまちゃんです。
が、あの日はなんというか、「他人の気持ちになって考える」ということを、学んだような気がしました。
教科書
トミィゼミ4回目。
いろいろあったけど、いつのお話もためになります。
どんなおばかな私の言葉にも、笑って許して?くれるトミィ。
素敵♪
ちょっとまたヤミヤミ状態なので、またおもうことをつらつら書きます。
前から持っていたことで、よく日本の人は、というか、日本人だけじゃないと思うけど、「アメリカなんかでは・・・」「ヨロパなんかでは・・・」と、欧米のことを例に挙げて褒め称え、日本はだめだめみたいにいうことが多い気がする。
そこで思ったのだけど、もしかするそういう考え方が、日本らしさを失わせてしまうのかもしれないと・・・
欧米の良さとか、関係なく、「日本だからこう!」という考え方をしたほうが、案外といいものができるのかもしれない。
でも、そうやって常にどこかの国をお手本にして、真面目にコツコツやってきたからジャパンが元気でいられるのも事実だ。
だから問題は、どこをお手本とするか、を、比較的正しいほうを選択できるかじゃないかとも思う。
もうずっと、日本はアメリカ大好き傾向であった。
けれどここへきて、トミィ先生もおっしゃっていたが、ヨロパ大好き傾向にもどりつつあるらしい。
日本的で、モダンで美しい町並みを取り戻そう。
カムバック・ヴェネツィア。
大変に良いことだと思います。
生きているうちに、本当の日本橋の姿にお目にかかりたい。
聞けば、江戸時代は、日本橋のあたりから、富士山が見えたと言います。
水の都市・江戸から見える富士。
どれほどに美しかったことでしょうか。
関東大震災前のレンガの銀座も、戦前のレトロモダンな東京も。
先人のみなさんの日本的美意識の高さ、わたしたちも学ばなくてはと思います。
ブルータスかなにかの、ローマの人の記事によれば、日本人は、菓子を漆器に並べて、そこにちらほらと二、三枚の桜のはなびらを散らせるような、美意識をもっているそうです。
そういうような意識、普段ではほとんどないのだから、これはちょっと危機的ですらあります。
ある人の話では、戦争中、文系の人からどんどん徴収されていってしまったとか。戦後、理系の人が多くをしめていたため、都市の伝統的な美的感覚などを考える人が少なかったそうです。
これが事実かどうかは別としても、確かに戦後から今日に至るまでの日本の街はほんとに汚い。特に都市とよばれるところはなおさらです。
トミィのいうように、小さなところからつながっていくのが都市であり、人工的な都市というものは、キレイなようであって、その実粗悪以外の何物でもないのかもしれません。