こなさんみんばわ。
ここのところ、西高東低な天候が続いておりますが、皆々様におかれましては、体調を崩さずにお過ごしになられているでせうか
ちょっと前のことなんですが…
そう、あれは盆の入りの頃なんですが、買い物がてらお墓参りに行くのにお供え用の花も購入しようととあるスーパーに行った時のこと…
さすがお盆の入り前日だけあって、普段は場所を選ばなければすぐに車を停められるのだけれどもなかなか停められず、待つこと5分、出ようとしている車を見つけ空かさずイン。
いざ店内へ…案の定、店内はいつも以上に混んでおり、ってか、この時期に混んでなかったらかなり怪しいお店ってことになるんですがぁ…
お盆期間はどうせ何処行ったって混んでいるだろうと思い、それこそ大袈裟に云へば、一歩も家から出ない…所謂ヒッキーになるつもりであれやこれやと籠に入れながら店内を廻ったのだが、ｾｲﾆｸリアにしても惣菜エリアにしても鮮魚エリアにしても、一家が集まるのか年末年始の体ですなぁ。そう、ファミリーパックが所狭しと並んでいるでないですか。まぁ～当然ちゃ当然なんだけれども…
にしても、普段より割高感を感じるのは私だけ
変な云い方をすれば、この時期、年末年始も含めて折角遠方から集まってくるのだから多少高くても、って云ふ消費者の足元を見ている感がするのよねん。
黙ってても売れる期間なわけだから、お店側からすれば稼がせてもらいますぜ的な発想なんだろうけども、なんかねぇ～
かと云って、平時に利用者になんらかしらの還元があるのかって云ったらないしね
スーパーと飲食店では比べようがないかもしれないけれど、某県にある某店なんかは、観光シーズンにはこれといった特別なサービスはしないんだけれども、オフシーズン所謂平時(観光客が少ない時期)は地元地域の人のためにと云ってもいいくらいにサービスが充実している完全地域密着型のお店があったりするわけで…
んなことを思いながら、ひとしきり店内を廻りレジに向かへば…
レジも当然の如く混みこみで、やっぱりお年を召された方も多く、滞りなくスムーズにとは云へない状況の中、漸く自分の番になり、会計を済ませ、セルフで袋に品物を詰めるのですが、如何せん状況が状況だけにトットト店外に出たいと思いチャチャと購入した品物を袋に詰め店外へ…
購入した品物を崩れないように車にセットしようと思ったら、アレ
なぁ～んか足りないぞと
あぁっ、花、忘れたぁ～
そうなんですよ、レジ籠から品物を袋に移す時、花が邪魔にならないやうに最後に袋とは別に手に持って行こうと思い、レジ籠の陰に置いたんだったぁ～、と思い出し、物が物だけにあると良いなぁ～と不安に思いながら即行、袋に詰め替えた荷物台へと向かうと…
あぁ～あ、やっぱないよ、と
付近を見渡しても…やっぱそうだよな、と
でも、もしかしたら…と淡い期待を抱きながらサービスカウンターに向かったのだが…
サービスカウンターはサービスカウンターで、お中元用の熨斗掛けで大わらわ。店長まで出て来てる始末。
その様子を見てると声を掛け辛く…待つこと10分くらいか…ちょっと隙ができたので声を掛け、レシートを見せながら届いていないかと訊ねると…
返ってきた答えは…
案の定、届いていないと…
やっぱ、そうだよな、物が物だし、時期が時期だし…
と、自分のマヌケ加減を悔やみながら出入口に向かい会計を済ませたレジに何気に目を向けると…
…あったではないかぁ～
まさに青天の霹靂(大袈裟か
)。
花が届けられていたレジ担当者のレジ入力が済むのを待ち、レシートを見せながら事情を説明し、届けてくれた見ず知らずな方へ感謝を心の中でつぶやきながら再び我が手中に。
地方だからとは思いたくないけれど、このご時勢でも、ちゃんと届けてくれる人はいるんだな、と。
自分が思っているほど、そんなに荒んではいないのかな、と。
まだまだ捨てたもじゃないのかな、と。
人の振り見て我が振り直せじゃないけれど、忘れ物や落し物があればそれを悔やんでいる人が必ずいるんだと思う、そんなほんの些細な事があったのでした。
ってことで、ボチボチNYタイムなので今夜はこの辺で…
バイナラ