新年あけましておめでとうございます。
2016年の漢字は「気」だそうです(熊野本宮大社)。『強気』『気迫』『やる気』で過ごせるようにとの願いを込めて、この字が選ばれたとのことです。
私としても、今年は『やる気』で過ごせるようにとの気持ちはありますが、今年はさる年であることから「気」よりも「伸」の年にしたいと思いました。

昨年は、勤務先の研究所が移転したり、枚方におけるノルディック・ウォーキング体験会が100回を迎えたりと、新たな飛翔に向けて踏み出せた一年であったと感じています。
今年は、新たに踏み出したことに続いて更なる進化を遂げるために、今年の干支の申+人で「伸」の年にしたいと思った次第です。(昨年に続いて親父ギャグのレベルですが・・・)

今年の干支の申+人で「伸」、すなわち、サルからヒトへの進化を創造の過程と捉えて、今年の漢字には「伸」を選びました。
「伸」と言えばストレッチであり、「キャリアストレッチ」という言葉が思い起こされます。
これは、慶應義塾大学の花田光世教授が「働く居場所の作り方」(日本経済新聞出版社)で紹介されている考え方です。
「仕事を通じて自分が成長し、チャンスが拡がることであり、そこから自分の新たなライフスタイルを構築すること」が「キャリアストレッチ」 です。
今年は、この花田先生の考え方を踏まえて、「伸」ライフスタイルを構築したいと思っています。
(ちなみに、干支の「さる」を「申」と書くのは当て字だそうで、「申」は稲妻(かみなり)の象形文字から転じて「神」を意味するとのこと。・・・ということは「サル」から「ヒト」へのストレッチと言うよりは「ヒト」から「カミ」へのストレッチということになるのかもしれません・・・)
一方で「以屈為伸(屈(くつ)を以(もっ)て伸(しん)と為す)」(伸びるためには屈する必要がある)という言葉が菜根譚にあるそうです。
「伸」=「ストレッチ」のためには、これまでどれだけ屈してきたか、潜在力を蓄えてきたかが問われる一年となるかもしれません。

今年もよろしくお願いいたします♪


意賀美神社(大阪府枚方市)の皇祖遥拝所から拝んだ初日の出