ようやく読み終わった……
『おまえの罪を自白しろ』
略して「おまつみ」おつまみみたい
昨年度、中島健人くん主演で映画化されています。
私も観に行きました(当時の推しグループに所属していたので)
映画は色んな部分が適度に切り落とされていて、ストーリーとしてスッキリはしていたのだけれど、1回観ただけだと「どういうこと?」となる部分(特に人間関係)もあったので、補完したくて映画鑑賞後原作を購入したのでした。
鑑賞レポ。
わがももたろ県はきびだんごコラボでした。
この試みは私きらいじゃなかった。御当地ネタ好きなので。
そう、購入したのは昨年秋……福岡PayPayドームに向かう道中で読もうと携帯し、その後も年末に読もうと思って積読し……冬も春も過ぎ……初夏ぱーさんの入院騒動のお供に病院に持っていき、ようやく読み終わりました。
結構時間かかった……。
そう。
私多分この手の小説苦手\(^o^)/
映画観た時も私の周りはミドル以上のおじさまやマダム(あとはおそらくケンティーのファン)が多かったんだけど、そうだね、この内容と情報の多さはおじさま方が好きなやつ!!
登場人物が多くて、人間関係複雑で(でも心理描写が多いわけではない)政治のお話もあり……
いわゆる社会派?
私社会派小説ほぼ読んだことないのでわからないのですけど、これジャンルは何?社会派サスペンス?
普段読まないジャンルなので、読むのに骨が折れました。ミステリーや恋愛小説は読むんだけどな。
でも、三兄弟+姉の旦那の境遇やそれに伴う心情描写が細かくなされていたので、映画でわからなかったところが理解できてそれは良かったかも。
特に姉旦那は、映画だと浅利くんが演じたこともあっていい人感強かったけど、原作だとかなり小物政治家感強いしね。
犯人が一応いるんだけど、映画ではだいぶ美しくされていて、そこは原作に則った方が良いのでは?と思いました。基本原作至上主義なので、肝心なところが曲がってしまうのはあまり好きじゃない。
エンタメです!原作者がいいと言ったんです!は、原作ファン置き去りになるんじゃないかなー。
前半読んだ感じは「これ……ケンティーじゃなくない?」でしたが、映画でケンティーがゴリラパワーを発揮していた後半の壁バァンシーンあたりからは、次男覚醒で映画のケンティーと重なる感じもありました。
ケンティーはもう少しケンティーを抜けるようにがんばろう。
堤さんと育三郎くんは、ちょっとかっこよすぎたかも。でも、2人はオリジナルな役作りがすばらしかったので、映画もそれはそれであり!
セクゾくんたちの原作、自分の読書から外れるものが多くて興味持って買ったり借りたりしても読むのに苦労することが多いです。
この年になると読書傾向凝り固まってるから
その点では風磨のバベル九朔はだいぶ読みやすかった……分厚さはやばかったけど(笑)
さすが万城目学。