大人になるにつれ、「愛される側から愛する側」になる事は多くなります。
父親になったり母親になったり、親になれば誰だって「愛する側」へ回ることになります。
子供のころの両親から愛された記憶というのは、本当に子供の心の中に残るのでしょうか。
少なくとも感謝の気持ちはいつかは芽生えるものだと思いますが、愛された記憶はいつ蘇るのでしょうか。

私には愛された記憶があまり残ってません。
忙しく働いていた両親に、かまってもらえた記憶が少ししか残ってないのです。
友人に聞けば、子供のころに抱っこされた記憶や、遊んでもらった記憶は鮮明に残っているといいます。
私は父親や母親に抱っこされた記憶も曖昧です。

そんな私でも、いつかは母親になる時が来ると思います。
私が母親になった時は、子供に愛された記憶を沢山残してあげたいと思っています。
もし私がいなくなっても「母親からたくさん愛情をもらった」と言ってほしいのです。
子供にとってどれが愛情と取ってもらえる行動なのか分かりません。
しかし、言葉と行動で出来る限り伝えていけたらいいなと思います。