以前、フランク家での夕方の散歩のとき。
フランクの自転車散歩を終え、バロンの自転車散歩をしていると、校外学習から帰るところの小学生(6年生)の御一行に遭遇したことがありました。
(もちろん先生の引率有です)

御一行が通過するのを道路脇に寄って待っていたら、後ろから近づいてバロンの背中をすぅぅぅ~~~っと触っていく子がおりました。
(御一行がバロンを見て「おっき~」とギャアギャア言いながら通過するのに気をとられ、後ろから来ている子に全然気がつきませんでした)

「驚いて噛んじゃうこともあるから、後ろから近づいて触るのはやめて」と触った子に言ったところ、「噛まれたって痛くないも~ん」だそうです。

私の怒りのスイッチ、「パッチ~ン爆弾」っと入ってしまいました。

先生は引率していたけど、バロンがいたら落ち着いて話も出来ないので(うちには小学生以下の子供がいないので子供は苦手なのです)、散歩を済ませてから小学校に苦情を言いに行きました。

職員室に行き、「申し訳ありませんが苦情を言いに来ました。教頭先生はいらっしゃいますか?」と会議中の教頭先生を引っ張り出してもらい、『犬に接するにも礼儀があり、後ろから触るのは危ない事』と『ケガをしない様に注意をしたのだから、受けた注意は素直に聞くこと』を子供達に指導してほしいとお願いしました。

う~ん・・・汗
犬に興味が無いんでしょうね。
『後ろから触るのは危険』に対しての反応がイマイチ(「なんで危ないの?わからない・・・」って感じ。あのさー、私だって知らない人に背中すぅぅぅ~~~なんて触られたら、張り倒してしまうかもしれないよ。アナタはそんなことされても平気なのかい?・・・・と思ってしまった)でしたが、『注意は素直に聞く』にはまぁ反応して指導してくれるということで、その日は帰ってきました。

それ以来、フランク家の方で(小学生に対して)私の怒りのスイッチが入るほどのことはなくなりました。
ちゃんと子供達に指導してくれたんだと思います。




一方、バロン家の方では・・・

散歩中に会うと、決してフレンドリーに触らせはしないバロンに「あラブラブおりこうワンちゃんラブラブ」と言ってくれる小学生がいます。
「ゴメンね。子供嫌いだから・・・」と私が言いかけると、「前にオバサンがそう言ってたから知ってる~。だから、見てるだけ~」と言われました。

そーでしたか~あせる
あっちこっちで同じこと言ってるけど、言った子の顔を覚えられないもんだからさー
でも、聞く耳を持ってくれていて嬉しいですラブラブ


散歩から帰ってくると家の前では、近所の小学生数人がサッカーや野球をしています。
バロンと待っていると気がついて、「すみませんあせる気がつきませんでしたあせる」って言って道をあけてくれるので、「ありがとね~ラブラブ」と家の中に入ります。

こんな時は嬉しくなります音譜



知らないだけなんだよね。
犬とどう接したらいいのかが。
どんなことが犬が嫌がることなのかが。
私だって、フランク・バロンが来るまで知らなかったことが多かったし・・・

動物愛護週間にドッグトレーナーが学校で犬との接し方について授業をするところもあるようですが、そんなところが増えてくれて、犬が好きな人も嫌いな人も共存出来る世の中になってくれればな・・・

常々そんなふうに思っています。