日が陰り風がでてきたので水打ちをする。

遠くの空には、入道雲が湧いていた。

受験勉強の夏休みに見上げた入道雲を思い出す。

あの頃の時間は、かけがえのないものだと思い返す。

真っ白な入道雲。

アブラゼミの大合唱。

額に流れる汗。

日陰に通る風。

忘れないでおこうと目に焼き付けた夏の日。