じゅんころのポエム



過ぎ去りし日々


それは希望に満ちた目覚めであった

黄金のような輝きと、限りない未来への暗示でもあった

神の祝福が満ち溢れ

果てしない幸福を約束され

尽きることのない心の賛美が

身体に有り余るはずだった

だが残酷にも

それは終わりを告げた

戻る事ないその日々は

どんなに悔やんでも戻らず

ただ、虚しく思い煩うだけ……

手の中を滑る空気のように

とどまらない

尽きる事ない思いは

すでに忘却の彼方に追いやられ

砂漠の残照にも似た記憶だけが

脳裏に宿るのみ……



休日よ

休日よ

何故にすぐに終わってしまうのか……