初任者研修の資格を得た後、介護士として初めて働いた職場を辞め、ふたたび職業訓練校(実務者研修含む)に通っている。
現在通っている訓練校は、コロナ禍前は有資格者は受講出来なかったそうだ。
介護に関しての知識や資格を持たず、かつ介護職未経験者を対象とした訓練だったのだ。
そうか、募集チラシに実務者研修❝含む❞とあったのは、初心者向けの訓練コースであることを示す意図があったのか。
で、コロナ禍を経て尚減り続ける受講者を獲得するべく、その対策として有資格者にも間口を拡げることになったそうだ。
ちなみに、ここでいう有資格者とは、介護関連に限らず、保育士や看護師など医療資格取得者なども含まれる。
さて、本来は初心者向けのこの訓練。
訓練生の大半が、まさに初心者なのだが…
基礎から順を追って講義が進むのかと思いきや、そうではなかった。
専門用語を並べ講義を進める講師の多いこと!!
介護に関する勉強は初めての受講生に、ある日聞いてみた。
「講師の言っていた○○や△△という用語の意味は分かりましたか?」
皆一様に
「ぜんっぜん、分からなかった」
「頭の中は?マークがいっぱい」
「こんな感じで(講義が)進むの?不安しかない」
と返って来た。
…だよね。
初任者研修の資格をもつ私にも分からない用語があるもの。
運営陣は、何も疑問を抱かないのだろうか?
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。