職業訓練15日目
主な課題
■生活支援/援助
*総括*
ある利用者のリクエストは「A」という銘柄の10個入り298円で、欠かさない程のお気に入り商品だ。
その日、訪問介護士が購入して来たものは同じ銘柄「A」の20個入り398円。
10個入りよりもお得だ。
利用者は喜んだか?
「これは違う」と言って機嫌を損ねたそうだ。
利用者の求めているものは❝いつもの10個入り❞だったのだ。
よかれと思ってしたことが裏目に出ることがある、というお話。
ちなみに、このケースの場合の最善の策は、事前に「もし同じ銘柄で、10個よりも多く入っていてお得なものがあれば、どうしますか?」という具合に確認することのようだ。
とはいえ、認知機能に障害や衰えのある場合、こちらからの問いかけを理解できるのか?という問題があるのだが。
利用者の「自分なり」に応えることは容易ではない。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。