一富士の中華そばの後は・・・
 
やはり御縁なのでしょうか、お伊勢さん(内宮)の別宮”瀧原宮”(たきはらのみや)が近くにありましたのでお参りさせていただきました。境内には瀧原宮と瀧原竝宮(たきはらならびのみや)の2つの別宮のほか、若宮神社・長由介神社(ながゆけじんじゃ)、川島神社(長由介神社同座)の3社があります。
別宮は天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)と申しまして、瀧原宮はその和御魂(にぎみたま)、瀧原竝宮は荒御魂(あらみたま)が祀られているようです。
 
荒魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂である。天変地異を引き起こし、病を流行らせ、人の心を荒廃させて争いへ駆り立てる神の働きである。神の祟りは荒魂の表れである。それに対し和魂は、雨や日光の恵みなど、神の優しく平和的な側面である。神の加護は和魂の表れである。<ウィキペディアより>
 
 
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内宮と同様に大きな杉の古木が立ち並び、前日の雪が残る寒色の神聖なる宮域(境内)は、ひんやりとした寒さが身に凍みるのとはまた違った感じで、寒さと雪解けの湿気が心と身体を突き刺す感触を覚えました。内宮の柔らかな温もりのある宮域とは正反対の厳格な神の荒々しい側面を感じたようにも思えます。
 
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瀧原宮5社のお参りを済ませると、いつの間にか天空から温かな日差しが降り注いでいました。内宮を訪れると、人、人だらけで常に賑わっておりますが、瀧原宮は内宮に比べ訪れる方も大変少ないようです。それゆえ逆にパワーに満ち溢れた場所であることは間違いないようです。
 
 
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