2014年12月24日朝日新聞朝刊 天声人語の中で、小林秀雄に出会いました。
「(通りの)向こうからやって来た見知らぬ男が、いきなり僕を叩きのめしたのである」
『ランボオⅢ』で、詩人ランボーの詩集に出会ったときの衝撃を表した小林の言葉ですが、まさに、小林が僕を叩きのめしたのです。
さて、この天声人語では2020年度から変更される大学入試について書かれていました。
総合的な思考力、判断力に重きを置いて、面接やプレゼンテーションという手法が導入され、部活動やボランティア実績や留学経験が考慮される、というのです。
この新制度についてどのように思いますか?
僕は否定的な立場にいます。
留学経験をしたから加点されることを例に出して考えてみてください、、。
確かに留学というのは、語学が身に付くといった他にも、10代で異世界の文化に触れることのできる貴重な体験なのかもしれません。
でも、当然の如く、お金が掛かりますよね?
裕福な家庭では問題がないのかも知れませんが、、、言わなくても分かりますよね。
まだまだ言いたいことはありますが、このタイトルの名前の人物に話しを戻します。
恥ずかしながら、初めて小林秀雄という人を知りました。
近代日本の文芸評論の確立者であり、かの三島由紀夫が小林の文芸批評を芸術と称したとのこと。
僕と誕生日が同じとのこと。
この小林は
「青年は観察されることをきらう。観察されていると知るや、すぐ仮面をかぶる」という言葉を遺しています。
見事に的を得ていると思いませんか?
この35文字に僕はすぐに惹かれました。
誰しもが高校生のときに体感したことでしょう。
仮面を外から見て何が分かるのでしょうか。
中身を知りたいのではないのでしょうか。
その中身というのは、やはり知識のことではないのかな。
現行の入試制度で十分だと思います。
結局、入試の話に戻ってしまいました。