高難易度を誇るキャストパズル四天王の一(勝手に呼称)
いきなり挑戦することは絶対にお勧めできません。
そして
はずして「戻すまで」がキャストパズルだと実感させる、
実質上最高難易度のキャストパズルです。
他のキャストパズルもだけど、特にこれについては
「戻してもいないのに」攻略したとは言わないでほしいところです。
Cast Puzzle VORTEX
解説
3つのピースは、それぞれ螺施(vortex)のボディに、2つの突起を持つ。組んだ状態では、各ピースが平面的に一体化している。はずすためには、複雑なからみ合いを立体的にほどいていく必要がある。
着想の動機は阿修羅象。古代インドのいくさの神であり、仏教の守護神でもある。三つの顔と六本の腕を持つその姿に、三位一体の構想を得た。テーマは
「紋」。 ~Akio Yamamoto~ 2008
初期状態
はずした後
[難易度(公式)] 5→6
[難易度(私的)] 7!
[解除時間] 6時間ほど?
[復元時間] 1年…(汗)
[分類] はずして組むパズル
その曲線的な形状は知恵の輪的だが、可動範囲は予想外に狭く
どちらかという組木に近い。
[キーワード](実質上)
復元型
一見知恵の輪っぽいため意地になってばらしたくなりますが、
一旦ばらしたが「最期」戻すのにやたらと時間がかかります。
[トリック性] 2
多分トリックなんてない。
[見かけの複雑さ難解さ] 5
そしてトリックはない代わりに鬼のように複雑です。
[手順の煩雑さ] 4
見かけが複雑だから当然手数もそれなりに多いです。
[頑丈さ&固さ] 4
頑丈です、やや固いです。
だからちょっと力を加えても問題ありません。
しかし力を加えても通らないのならば、
「そのままでは」通らないのです。
[デザイン性] 4
カッコいいけどシンプルさとかそういうモノとは無縁。
その形状は
全力で「これはパズルだ」と主張しています。
[お奨め度] 3
あくまで得意だと自認する人のみが挑戦した方がいいです。
何も考えずに最初に挑戦した場合、エニグマ以上にトラウマになります。
[コメント]
「ヴォルテックス=渦巻き」の名が示す通り3つのピースが組み合わさり、奥を見通せない渦を形成するパズル。
そのため初期状態は元より、分解途中でも可視範囲が狭く、互いのピースの頭と尻尾の位置関係を把握することすら難しい。
それでも可動範囲が狭いためはずすくらいならなんとかなりますが、
そうなった場合元に戻す時にさらに苦労します。
3つのピースの位置関係が重要なため、中途半端な記憶で元には戻せない。
ヴォルテックスは「外せたから」とて「戻せるとは限らない」のです。