南米は資源価格、農産価格上昇で
経済が絶好調です。
・ブラジルを除きスペイン語圏。
・ブラジルはポルトガル語圏。
私が英国に滞在した1995-1997年は
多くの出稼ぎに来ている南米人に会いました。
ブラジル人は本当にサッカーがうまい。
簡単な計算は超遅いけど。
ロンドンからプラハまで24時間かけて
旅をしたことがありましたが、
Uruguay人は途中休憩(ドイツ)した
場所でマリ●ナを吸っていました。
南欧は現在、高失業率の為(20%以上)
かつての植民地に出稼ぎに出ているようです。
*自国では食べていけないので。
ブラジルやアンゴラ(貴金属、原油)にはポルトガル人が。
チリ(銅鉱山)にはスペイン人が
アルゼンチン(農牧業)にもスペイン人が。
それぞれ出稼ぎに行っています。
反対に北アフリカ政情不安の為
チュニジア人が自国を脱出して
イタリアの孤島(人口5000人)に
20000人が滞留とか。
イタリア人の友人が言っていました。
昔、対岸のアルバニアから亡命者が多数
イタリアに上陸したときに1人2人は助けて
あげられるけど、1000人や2000人は無理だと。
俺達も生活がある。
納得!
先週の日経新聞からのチャートです。
ホテル採算ラインは稼働率が70-75%といわれていますが
なんと5割を割っています。
放射能漏れや風評被害等で
外人が日本から逃げていますからね。
当然といえば当然です。
しばらく 観光業界はもとに戻らないでしょう。
倒産も多数出ると思います。
最近某大手旅行会社
10日間(8泊10日)
JALorANA利用でホテルは5ツ☆で
10万円のツアーが出ました。
お客さんの消費マインド低下で
海外旅行などする気にはならないのでしょう。
しかし、大手旅行会社で店舗展開しており
固定費もかかるので1円でもかき集める為に
安売りでも現金収入を得ようと
このようなツアーを企画します。
お金が回転しているうちは
まだ何とかなりますが
回転が止まると...
あとはおわかりですよね?
今話題沸騰の貴金属の中では
注目は銀ですね。
対2000年比 銀はなんと10倍以上です。
金は5倍
面白いのは昨年の夏までは
金も銀も同じ動きをしていたことです。
ジムロジャースが 昨年の夏ごろ
『銀は買い』だと言っていたときは
17-8㌦でしたが
昨日は50㌦タッチしました。
しかし、証拠金の比率を上げたり
銀はレバレッジがかけにくくなってきてるので
そろそろ天井だと思います。
2008年夏原油が147㌦をつけたときは
6年くらいかけて10倍になりました。
XOI上昇が止まりません。
高値試しに失敗するとWTIは100ドル割れ
で90前後になるかもしれませんね。
季節的要因ではこの時期は上がる時期ではないし。
リビア情勢も落ち着いてきました。
サウジ近隣のイエメンやシリア情勢は
緊迫してきましたが...
上がった相場は必ず下がります。
先日 SPTMN(非鉄金属指数)を
紹介しましたが、
SPTMNに採用されている
UEX株をご紹介します。
個別株は指数より先行して動く習性があります。
株は見事に下がっていますね。
これが SPTMNが近々暴落すると
いう証左です。
明日とか来週には暴落しませんが、
2-3ヶ月以内に暴風雨がくるでしょう。
そのときは株も商品(Commodity)も
全て下がるはずです。
米ドルだけ上がります。
私は、FXはやりませんが
今は、米ドルは 各国通貨に対して
安いので USD/EURなど仕込んでおくと
面白いかもしれませんね。
こんなグラフ見たことありますか?
今の米国の株価は実態以上にに買われている
ことが分かると思います。
リーマン後の
QE1
QE2による 金融緩和によって
米ドルを輪転機ですりまくった結果です。
リーマン前までは緩やかな上昇
でしたが、
リーマン後は一気に上がっています。
そして今後は、インフレになります。
米国も日本も。
新興国では既にインフレですが....
4/11-15期間のCommodity価格
週間高低です。
金 と 銀をのぞく全てが
月曜日より金曜日が下がっています。
GS(Goldman Sachs)のCommodity
格下げが発端のようですが
見事に下がっています。
金 銀も今後調整は避けられそうにもありません。
Agli(農作物)は3月に高値をつけて
下げています。
非鉄(銅、鉛、亜鉛、アルミ、すず)は
モット下げるかもしれませんね。
4/16日経新聞より