安室奈美恵が明日で引退するということで少しだけ。

俺が安室奈美恵のオリジナルアルバムで一番好きなのは「STYLE」というアルバムで、この前少し調べたら、オリジナルアルバムで一番売上が少ないらしい。「人気のないアルバムが一番好きっていう俺、カッコいい!」というわけじゃないけど、「STYLE」も出てすぐ聴いたわけじゃなくて、ある日テレビかなにかで聴いたシングルの「

WANT ME, WANT ME」がむちゃくちゃカッコよくて、そのあとのアルバムの「Queen of Hip-Pop」を聴いて衝撃を受けた記憶がある。


今年36歳の俺としては、当然のように90年代後半の爆発的な人気の中、大勢の人と同じように安室奈美恵を聴いてきた。自分で聴こうとしなくても、メディアでどんどん出てくるから受け身でも耳に入る。でも、やっぱり人気が下降していくと、受け身で聴いてきた人間にとっては自然と耳にする機会が減っていくもの。メディアってのは時に残酷だなあと思う。そんな中で安室奈美恵を久しぶりに能動的に聴いて、前述した「Queen of Hip-Pop」というアルバムは衝撃だったし、そのタイミングで遡って聴いたのが「STYLE」というわけで、これまた衝撃。アルバムでいうと「PLAY」も好きだけど、未だに「STYLE」が一番好きだし、自分が知らなかっただけで安室奈美恵ってめちゃくちゃカッコいい音楽になってたんだなと知って悔しかった記憶がある。(決して小室哲哉がどうとかいうわけではないのであしからず)

で、次の年、人生で初めて安室奈美恵のライブに足を運ぶ。時系列が不明なブログで申し訳ないが2006年のこと。すでにELLEGARDENとかストレイテナー、BRAHMANあたりに傾倒してた俺にとって若干方向性は違えど(若干どころではないか)、生で観たい気持ちを全然抑えきれなかった。ライブが素晴らしいアーティストは何度でも足を運びたくなる。結局、それから3年続けて安室奈美恵のライブには行って、その後も20周年のドーム、そして今年のラストツアーにも行かせてもらった。今年のライブが当たった時は、この先しばらくのチケット運を使い果たしたんじゃないかと思った。


そしてそのライブだが、毎回、素晴らしいライブを観せてくれる。俺が言葉にするのが申し訳ないぐらい。近年はバックバンドがなくなったのが少し寂しかったけど、誰かみたいに変に衣装チェンジに時間取らないし、曲数多いし、やっぱり25年間トップギアで走りつづけるアーティストには、オーディエンスを惹きつける魅力があるんだと思う。さっきも言ったように、何度でも足を運びたくなる。

毎年ライブに行ってるようなガチなファンではなかったけど、何度もライブに行ったアーティストが観られなくなるのは本当に寂しい。でも、大勢の人の中に、安室奈美恵の曲が人生の一場面で流れていたという無数の記憶があるんだと思うと、それはとても素晴らしいことだと思うし、俺にも何曲もそういう曲がある。

今夜、安室奈美恵のパフォーマンスは最後なのだろうけど、残した曲と記憶は残り続ける。たくさんの楽曲と素晴らしいライブをありがとうございました。




冒頭に少しだけって言ったはずなのに結局…(笑)