
我が家のお風呂はこだわりのステンレス製の浴槽。タカラスタンダード製のものがイメージに一番近かった。なんというか、いまやユニットバスといえば人工大理石製の浴槽が主流。というか、ステンレスの浴槽なんて一昔どころかふた昔前の流行だという感じじゃない?それ、合ってます。ほぼ正方形に近く、深いステンレスの浴槽がタイルの洗い場に埋め込んである・・・、おばあちゃんの家がそんな感じっていうひとも少なくないと思う。古臭くて冷たいイメージがあるというひともいるだろうね。でも、よくよく考えてみるとさ、使い込んだ人工大理石よりステンレスのほうが断然清潔感を保っている固体が多い。僕は仕事柄、家庭設備をいじくっているからこいつは間違いない。
家そのものが古くなって修繕やリフォームをする必要性が出てきたとき、どうしても後回しにされるのがユニットバスなんだ。まぁ、ユニットバスの歴史そのものが悪くなりにくいことを売りにしているがためか、家に手入れが必要になってくる築15~20年くらいじゃそこまでガタかこないっていうことも理由のひとつか。それでも、浴槽そのものはみすぼらしくくすんでくる。艶が失せて、肌触りも滑らかじゃなくなってくるものもある。でも、あらなんということでしょう。ステンレスの浴槽は輝きこそ失われるものの、肌触りは使えば使うほどこなれてくるし耐水性も普遍。小キズを消してつやを復活させる研磨材もある。また、割れたりかけが目立つ人工大理石のバスタブはちらほら見かけるけど、強い衝撃だとへこみはすれど割れたステンレスの浴槽なんて見たことない。きっと、うちのバスタブも長持ちしてくれる。
まぁ、そんなウンチクより、デザインがすきなのがステンレスを選択した一番の理由だけどね。シルバーに輝くバスタブは浴室の明かりを穏やかに明るく反射してくれるし、なんといっても清潔感があるじゃない。そして、意外にも人工大理石より保温性に優れているそうだ。
僕が生まれて35年、自分の入浴スタイルはカラスの行水だと自認していた。でも、この風呂になってから、小一時間もケータイ片手に湯船に浸か日もあったりする。
僕の背中の汗疹が良くなったのも、湯船に浸かるようになったことも一因だと思う。子供たちの乾燥肌を改善したくて、夏場はごく浅く湯をはった湯船でプール代わりに遊ばせたりしてる。風呂って、いいなぁ。そのうちできなくなるわが子との裸の付き合い。家族みんなで風呂につかってるとき、自分の生業に感謝したりする。ちびちゃんに言わせると「おとうさんがつくったおふろ」なんだって。
いやいや、ちびちゃん。えらいのは組み立て施工していただいた業者のSさんだから。そうそう、このSさんも、僕のこだわり。数々のユニットバス施工現場を見てきた僕が思う最高の職人さんをメーカーさんにリクエストしたんだ。(ちなみにシステムキッチンもね。コチラは後日UPします。)いくらユニットバスとはいえ、施工する業者さんの腕によって仕上がりに差はでるんだ。水平出し、コーキング、配管接続などなど。だから施工業者さんにはこだわった。風呂は毎日使うもの。
家造りにおいて選んで信頼すべきはメーカーの営業マンさんより職人さんの腕だと思うんだ。
じつはそこが一番のこだわりだったのかもしれないなぁ。