結局ブチ当たる壁。トイレ事情、、 | 地球を旅するダンサー⭐︎ノール

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制限なく自由にいきれてる?





赤ちゃん用のuvクリーム

結局ブチ当たって、悶々としているこの3ヶ月。

私の鼻がおかしいのか??
それとも私の価値観が間違っているのか??

私がとっても苦手な隣の隣の家のおばさん。
ほぼ毎日。朝も早く7時には家に来て、
毎日我が家で、朝食を取っている。

相変らずに何でも手当たり次第食べる。

本当に、家のマイは懐が広い。
決して裕福な訳では無いんだ。
エジプトで言えば、マシなシャービーだ。
マイだって、小さなサンドイッチ屋さんで、
毎日頑張って働いているんだ。

そして、このおばさん、、、
一昨日、
私がマイのために買った、
使い捨ての油で何も香料を入れずにつくった石けんを持って来て、
嫌な顔して、
『コレ、匂いがあるね。』って言いだした。
要するに、臭い。と言いたいのだ。

てか、全く無い。
ただの自然な石けんの匂いだ。
石けんの本来の薫りはコレだ。

だから、
『ノン テン シェーロ』(匂いは無いよ。)

と言えば、
このおばさんは、
完全にこの石けんには匂いがあると思い込んでいるので、
私が、ノンエンテンデ。(解らない。)
と言ったのかと勘違いして、
『あーー、ゆき、ノンエンテンデね。』
って、
まーーーた 私が解らないせいにする。
私はこの単語に随分自信を無くしてしまう。

こんな早朝からキレたくないので無視するに限る。

ソレに、マイもさすがに、
私がその程度のポル語を理解してるのも知っているし、
私がプレゼントしたものにケチをつけるこのおばさんのこの行動に、
呆れている。

だけど、
その後、
マイとこのおばさんは、キッチンを掃除しだして、
またあのクッサイ有毒性の洗剤を使いだして、
私は、速攻で呼吸が苦しくなり、追い出される。

そして、このおばさんは、何で?臭く無いよ。
みたいな顔をしてコソコソ逃げる私を見て笑う。

きっと、
ここで言う、いい薫り。というのは、
完全に、合成された薫りであって、
有毒であってもどうでも関係無いのだろう。
てか、有毒だって事を知らないのかもしれない。

お互いの定規が違うので、どうしようもない。

どっちが正しいなんて言いたくないし、
決めても仕方ないんだけど、
やっぱり 自分の娘には、
こういった見識を持って欲しく無い。

人間が合成的につくらせたものを
芸術的な点以外で素晴らしい。と単純に思って欲しく無い。

合成的なものの側面には必ず負の財産がくっついて来るんだ。

私の母親もそうであったが、無知な人程
基本的に、何のデリカシーも無い。

だから、私は子供の時から、
自分の母親のデリカシーの無さに随分悩み、
嫌な思いをしていた。

このおばさんの子供に限っては、
子供も一緒なのだ。

家に遊びに来ては、
私の行動をずーーーーーーーーーーっと観てる。
そして、
ハシを使って飯を食ってると、
ギャーギャー騒ぎだし、
日本語を話すと、笑い出す。
ネットをやってると、
ずーーーーーーーーーっと私を観てくる。

始めは子供だから、
コレは、お箸だよ。とか何だとか言って、何とか対応していたが、
あまりのデリカシーの無さに、
子供に対してもキレそうになる。

し、さすがに、うちの8歳のジョバンナちゃんでも
その子のそういう態度に気を使って来る。

だから、ジョバンナの優しさに免じて、我慢しているのだ。

この親にしてこの子有り。

そんな事を思ってしまうのだ。

あーーー嫌だ。そんな事思う、ちっせー自分が嫌。

ソレに、
私は『トイレ』にウルサい。

私がこの家で暮らし始めて、2ヶ月程、毎日
トイレの匂いで眠れずに泣いていた日々を思い出しても、
まだ笑えない。

もうね、マジでコレはどうしても許せない。
そして、ここに来て、毎回絶望している。

まず、トイレットベーパーが無くなった時点で、
次の人の事を考えないで放ったらかし。

私的に、あり得無い。

何故なら、もし、ペーパーが無ければ、
エジプト式(水と左手でゴシゴシ)に対処しなければならない。

ここは、エジプトでは無い。
ウォシュレットも無い。

大だったら、尚更ペーパーの力が欲しいでしょ!?

トイレで用を足した後に気付く、あの悲しさを
私は、この家に来て、
もう数十回以上は感じている。

それほど、誰一人、後の人の事を考えない。

そして、更に、、、
トイレに入った瞬間に毎回イヤな気分になる。

前の人が必ずと言っていい程、流していないのだ。

さすがに大は無いとしても、
何故全く流さない?

この家は完全に水洗で、
水はきちんと流れる。

エジに居た時、断水の多いギザ地方では良くある事なので、
ソレはソレで気にならなかった。仕方無い事だからだ。

そして、水道代が高いから節約なんて事も無い。
むしろ、シャワーは何度も浴びる、何度も洗濯をする国民だ。

それに、とっても綺麗好きな国民なのに、
何でトイレはやったらやりっ放し??

前の人のおつりとか来たら最高に嫌な気分になる。
だから、毎回私は流してから用を足す事になる。

うちはポットン便所か?この野郎!!

面倒くせ。

そして、最後に許せない最大のポイントは、
トイレのドアを閉めない。

オープンで非常に良い。これもラテン気質か??

って、んな訳ねーーーーーだろ!?
何の為のドアだよ??

一人暮らしじゃねーんだよ!?砂漠じゃねーーんだよ。

人の出入りも非常に多いこの家。
いつ誰が入ってきて、ソレを見るかも知れない。

し、もちろん流さないで出て来るから、
匂いも気になる。

全くそういう事にデリカシーが無い。

もうね、あり得無いわ。
マジで。

私は同棲マニアと呼ばれる程、
付き合ったらすぐに同棲する癖があった。

だけど、
一緒に暮らしだすと、嫌な事が、、、
靴下を脱ぎっぱなしにするなどの小さな事が数年してくると嫌になって、
とか、、、
なんて事は1度以外全く無かった。
むしろ、楽しい事ばかりで、私は同棲大賛派だ。

その1度の嫌な事ってのは
一緒に暮らしてた男が、
うんこを漏らしたのだ。

私が寝ている間に、うんこを漏らして、
自分でそれを中途半端に洗っていたのだ。
だけど、もちろん匂いは残っていて、
私は、
あ、コイツ、うんこ漏らした。
と悟る。
そうすると、百年の愛も冷めたのだ。

元々、やりっ放しのだらしない男は嫌いなのだ。
だから元々そういう出来ない男と付き合った事がほとんど無い。

だから、このウンコ君は、私の中で最低のレッテルをはられた。
彼のだらしなさは、
ウンコ漏らし事件だけじゃなく、
結局私の金を数百万も持ち逃げした男だ。
金にもだらしかなかった。

だから、尚更嫌なのだ。
こういった所から
きちんとしない事が。

トイレに入ったら、
必ず次の人の気持を考えよう。と。

だけど、
こうも毎日毎時間の事となると、
要するに、
この一家、私を除いた5人は、
ソレが普通で、
トイレで用を足した後にトイレットベーパーが無いのに気付いても、
前の人の汚物が残っていても、
トイレの匂いが臭くても、
前の人のおつりを頂いても、
どーーーーーーーーーーって事無いのだ。

トイレに入った時に、嫌な気持になるのは
要するに、、、
私だけ。

だから、
私がいちいちソレを言ったところで、
全然気にならないよ。と言われたら、ソレで終わり。

むしろ、
いちいち気にして嫌な気分になってる私が心が乏しい人間なのだ。

そして、更に言えば、この一家5人。
みんな性格が非常に良い。

実際に、私は2度、トイレの匂いの事を訴えているのだけど、
全く伝わらなかった。

だから、何で?臭く無いよ。と笑顔で言われると、
私が臭い。臭い。と、悪い子の気分になる。

妊娠したら匂いに敏感と言うが、
そういうのの限界ラインを遥かに越えたレベルで私はものを言っている。

なんだか、そういう事を考えてると、
本気で悲しくなってくる。

私は、いちいち細かく、
多少の事でもいちいちいや、違う。となっては怒り、、、
なんとも心の狭い女だ。と。

外国で生活すると、
現地の人の物差しと、
日本で育ったガチのジャパニーズの
物差しが違い過ぎて、
何が正しくて間違ってるのか、、、っていう事が
明らかに解らなくなる。

ちょっと短期で旅行に来た日本人が
エジプトに来て、
エジプト人は時間を守らない!!とか、
何で水が出ないんだ!とか、
何だ?この店員の態度は!? とか、
いちいちキレてる旅行者を見て、
『面倒くせーーーーー。
お前が日本から来たんだろ。
だったら来るなよ。
エジプトは呼んでねーぞ。お前をよーーー。』
と思っていた。

実際、
お客様の気持は充分すぎる程解ります。

ですが、ソレはあくまで日本の物差し。
自分から呼ばれても無いのにこの国に来たんだから仕方ないだろう。
と思って、色んな事も誤摩化して、
ウヤムヤにしていたけど、

ソレと一緒の事とは解るのだけど、
さすがに日々の毎時間の生活の中のトイレ事情は受け入れられない。

ソレを普通と思ってしまったら、
外出先でもソレをやってしまうのか?
来客中でもソレをやるのか?と、
とてもハラハラしてしまう。

あくまで、コレは、現在の家
ブラジルでも、裕福とも貧乏とも言えない家庭の家の話だからこうな訳で、
他の家に遊びに行ってこういう事は今までありまんでした。
他の家で暮らしてみるとまた違うのかもしれませんが。

なんだか、
エジプトで暮らしていて、
始めにぶつかった大きな壁に、
またぶつかっている。

やはり、その土地に慣れる。というのは、
本当に大変な事なんだ。

日本人として、日本人コミュニティだけで暮らしている人達は別として。

改めてそう思うし、
こんな大事な時期に、
そんな冒険をしてしまった私は自分の娘にごめんなさい。
あんたもたくましい女になりなさい。

です。

そして、かなでさん、
その本、マジで読みたいっす。
今、かなり必要かもしれないです。